任天堂<7974>は1月17日、2014年3月期通期の連結業績予想を大幅に下方修正した。売上高は従来予想を3300億円(36%)下回る5900億円にとどまり、前期(6354億円)比で減収を見込む。最終損益も250億円の赤字に転落する。
年末商戦において、ハードウェアの販売が想定に届かなかったことなどにより、利益率の高いソフトウェアの売上が予想を大きく下回ったという。今期の「Wii U」の販売数量予想も、ハードはこれまでの見通しの約3分の1、ソフトは2分の1に引き下げた。
1000億円の黒字を見込んでいた営業損益は一転、350億円の赤字に落ち込む。前期(364億円の赤字)に引き続き、3期連続の営業赤字になる見通しだ。経常損益は50億円の黒字(前期は104億円の黒字)、当期最終損益は250億円の赤字(前期は70億円)の赤字に転落する見通しだ。円安により経常益段階で為替差益が発生するものの、売り上げの落ち込みによる利益の減少を補いきれなかった。
2014年3月期の主要ハード・ソフトの販売数予想も修正。「Wii U」のハードはこれまで全世界で900万台を見込んでいたが、280万台に引き下げる。「Wii U」のソフトも3800万本を見込んでいたが、半分の1900万台に引き下げた。「ニンテンドー3DS」もハードの予想を1800万台から1350万台に、ソフトの予想を8000万本から6600万本に引き下げた。一方、「Wii」のソフト販売見通しを600万本、上方修正した。
今期の年間配当額も従来予想の260円から前期と同じ100円に引き下げた。
年末商戦において、ハードウェアの販売が想定に届かなかったことなどにより、利益率の高いソフトウェアの売上が予想を大きく下回ったという。今期の「Wii U」の販売数量予想も、ハードはこれまでの見通しの約3分の1、ソフトは2分の1に引き下げた。
1000億円の黒字を見込んでいた営業損益は一転、350億円の赤字に落ち込む。前期(364億円の赤字)に引き続き、3期連続の営業赤字になる見通しだ。経常損益は50億円の黒字(前期は104億円の黒字)、当期最終損益は250億円の赤字(前期は70億円)の赤字に転落する見通しだ。円安により経常益段階で為替差益が発生するものの、売り上げの落ち込みによる利益の減少を補いきれなかった。
2014年3月期の主要ハード・ソフトの販売数予想も修正。「Wii U」のハードはこれまで全世界で900万台を見込んでいたが、280万台に引き下げる。「Wii U」のソフトも3800万本を見込んでいたが、半分の1900万台に引き下げた。「ニンテンドー3DS」もハードの予想を1800万台から1350万台に、ソフトの予想を8000万本から6600万本に引き下げた。一方、「Wii」のソフト販売見通しを600万本、上方修正した。
今期の年間配当額も従来予想の260円から前期と同じ100円に引き下げた。
会社情報
- 会社名
- 任天堂株式会社
- 設立
- 1947年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 古川 俊太郎/代表取締役 フェロー 宮本 茂
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆6718億6500万円、営業利益5289億4100万円、経常利益6804億9700万円、最終利益4906億0200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7974