アプリックスIPホールディングス<3727>は1月20日、100%子会社でゲーム開発を手掛けるジー・モード(G-mode)の全株式(11万3183株)を、ONE-UPに譲渡することを決めたと発表した。譲渡価額(売却額)は7.5憶円で、株式譲渡日は1月31日。完全子会社化したものの統合効果を生み出せなかったためとしている。
アプリックスIPはジー・モードを2010年1月に子会社化、2011年12月には総合エンターテインメント事業の中核会社として同社を完全子会社化した。2011年7月にジー・モード創業者で当時社長だった宮路武氏が急逝した後、体制の立て直しに努めてきたものの、コミックやアニメなど総合エンターテインメント事業に含まれる他事業との連携については、シナジー(統合効果)を生み出せなかったという。
ジー・モードの経営陣と協議・検討した結果、アプリックスIPはジー・モード株を売却し、経営資源を「M2M」(機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う通信形態)事業に集中投下することが、グループ価値向上の最善策とする結論に至ったとのこと。なお、 ジー・モード単体の事業においては、堅調な利益水準を維持しているフィーチャーフォン向けゲームコンテンツのほか、出遅れ感のあったスマートフォン向けについても新作の投入などで売上高構成比率が上がってきており、収益性の改善の目途は立ってきたと説明している。
以下、ジー・モードとONE-UPの概要。
アプリックスIPは同時に、100%子会社でアニメーション事業を手掛けるアニメインターナショナルカンパニー(AIC)の全株式を、AIC代表取締役でアプリックスIP取締役でもある三浦亨氏に譲渡することを決めた。8000株を8000円で売却する。株式譲渡日は1月20日。AICは『幻影ヲ駆ケル太陽』や『僕は友達が少ないNEXT』、『琴浦さん』などのアニメ制作を手掛けた。
アプリックスIPは、この2件の株式譲渡が与える連結業績への影響について、現在精査中としている。
■プレスリリース
・連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(AIC)
・連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(ジー・モード)
アプリックスIPはジー・モードを2010年1月に子会社化、2011年12月には総合エンターテインメント事業の中核会社として同社を完全子会社化した。2011年7月にジー・モード創業者で当時社長だった宮路武氏が急逝した後、体制の立て直しに努めてきたものの、コミックやアニメなど総合エンターテインメント事業に含まれる他事業との連携については、シナジー(統合効果)を生み出せなかったという。
ジー・モードの経営陣と協議・検討した結果、アプリックスIPはジー・モード株を売却し、経営資源を「M2M」(機械と機械がIPネットワークを介して相互に通信し合う通信形態)事業に集中投下することが、グループ価値向上の最善策とする結論に至ったとのこと。なお、 ジー・モード単体の事業においては、堅調な利益水準を維持しているフィーチャーフォン向けゲームコンテンツのほか、出遅れ感のあったスマートフォン向けについても新作の投入などで売上高構成比率が上がってきており、収益性の改善の目途は立ってきたと説明している。
以下、ジー・モードとONE-UPの概要。
アプリックスIPは、この2件の株式譲渡が与える連結業績への影響について、現在精査中としている。
■プレスリリース
・連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(AIC)
・連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせ(ジー・モード)
会社情報
- 会社名
- 株式会社ジー・モード
- 設立
- 2006年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 加藤 征一郎
- 決算期
- 12月