アエリア、第1四半期はオンラインゲームが拡大し営業黒字転換-タイトルの減損などで最終赤字は継続

アエリア<3758>は、本日(5月11日)、第1四半期(1月~3月期)の連結業績を発表し、売上高18億2400万円(前年同期比20.8%増)、営業利益8500万円(前年同期5200万円の赤字)、経常利益9400万円(同4200万円の赤字)、四半期純損益4100万円の赤字(同5200万円の赤字)だった。 同社では、オンラインゲームの配信事業が順調に拡大を続けたことにより、売上高が伸び、営業利益や経常利益も黒字転換に成功した、としている。 しかし、持分法投資損失7600万円を計上したことや、一部タイトルの減損損失1億円を特別損失として計上したため、当期純損益は赤字となった。 セグメント別の状況は以下のとおり。 ■オンラインゲーム事業は、売上高12億2000万円、営業利益2000万円だった。国内外でオンラインゲームを配信しており、2011年3月には会員数が1800万人を突破した。 ■ゲーム開発事業は、売上高3億9000万円、営業利益2900万円だった。アクワイアの自社開発ソフトと、オプティモグラフィコの受託開発案件が順調に伸びたとのこと。 このほか、ITサービス事業は、売上高3億0900万円、営業利益2800万円となり、不動産賃貸事業は売上高1500万円、営業利益800万円となった。   ■2012年12月通期の見通し 12月通期は、売上高75億円(前期比17.9%増)、営業利益5億6000万円(同747.1%増)、経常利益6億2000万円(前期400万円の赤字)、当期純利益2億6000万円(同6億6100万円の赤字)を見込む。 同社では、今後も国内外でコア事業と位置づけるオンラインゲームのタイトルを複数配信する予定。北米や欧州だけでなく、南米でも配信を行っていく、としている。
株式会社アエリア
http://www.aeria.jp/

会社情報

会社名
株式会社アエリア
設立
2002年10月
代表者
代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
決算期
12月
直近業績
売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3758
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