enish、2013年12月期は営業益66%増と大幅増益を達成…既存ソーシャルゲームに加えて「男塾」やネイティブアプリが寄与

enish<3667>は、本日(2月13日)、2013年12月期の決算を発表し、営業利益が前期比66.4%増の11億0900万円となった。配信したソーシャルゲームが好調だったことが主な要因だった。

同社の発表した決算は、売上高66億2400万円(前期比49.5%増)、営業利益11億0900万円(同66.4%増)、経常利益10億7800万円(同64.8%増)、当期純利益6億5300万円(同74.9%増)だった。





同社では、『ぼくのレストラン2』や『ドラゴンタクティクス』など既存タイトルの安定した収益貢献を基盤としながら、5月に当社として初の大型版権を採用した『魁!!男塾~連合大闘争編~』をリリースした。また、ネイティブアプリとして、『ドラゴンタクティクス∞』、『魁!!男塾~連合大闘争編~』の提供を開始し、いずれも計画通りユーザーが増加しているとのこと。


■第4四半期の業績

なお、10-12月期の業績は、売上高17億7700万円(前四半期比4.4%増)、営業利益6500万円(同80.1%減)、経常利益3400万円(同89.6%減)、四半期純利益2600万円(同85.9%減)だった。

 
【enishの四半期売上高の推移(単位:億円)】



【enishの四半期営業利益の推移(単位:億円)】
出所:会社側の発表した決算短信・説明会資料より作成。



■2014年12月期の見通し

2014年12月期は、売上高87億円(前期比31.3%増)、営業利益13億5000万円(同21.7%増)、経常利益13億5000万円(同25.2%増)、当期純利益8億3000万円(同27.1%増)を見込む。 





同社では、国内ソーシャルゲーム市場の成長から飽和に向けた対策として、日本、中国、韓国における展開を進める。具体的には日本、中国、韓国の3カ国での開発・配信体制の早期構築により、開発ライン及び体制の拡充と、ネイティブアプリのリリースを図ることで、グローバル展開による収益拡大を目指すという。
株式会社enish
http://www.enish.jp/

会社情報

会社名
株式会社enish
設立
2009年2月
代表者
代表取締役社長 安徳 孝平
決算期
12月
直近業績
売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3667
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