リアルサムライ、FlashからHTML5を作成できるサービス「MAKE5」に新機能追加…SWFファイルを直接ブラウザ上で変換可能に

リアルサムライは3月12日、Flashをスマートフォンで再生する技術を活用したサービス「MAKE5 (メイクファイブ)」のβ版に新機能を追加したと発表した。SWFファイルをAdobe Flash Professionalを介さず、直接ブラウザ上で変換することが可能となった。

このたび追加された機能は3つ。ひとつは、従来だとAdobe Flash Professionalを介する必要があったSWFファイルの変換を、直接ブラウザ上で変換することが可能となった。

また、HTML5コンテンツの読み込み速度が最大54%%以上、向上したという。加えて、LoadMovieに対応したことで、外部ファイル読み込み(SWF)に対応した。Action Script 2.0以下のコンテンツは、元ファイルのHTMLファイルを1つエクスポートするだけで、指定された外部ファイルを読み込めるという。Action Script 3.0のコンテンツについても近日loadMovieに対応予定という。

リアルサムライはFlashをスマートフォンで再生する技術を開発するITベンチャー。現在提供している「MAKE5」 は“FlashからHTML5コンテンツを作成できる”というサービスになる。Java Scriptやコードの知識がなくても、Flashクリエイター・デザイナーが簡単にHTML5コンテンツを作成できることがサービス最大の特徴。HTML5はスマートフォン上での再生が可能であるため、ソーシャルゲームやwebコンテンツ、広告などのFlashコンテンツを、すぐにスマートフォン・タブレット市場に対応させることができる。
 
▼サービスイメージ


■「MAKE5(メイクファイブ)」サービスページ

http://www.make5.biz/