Unity Technologies、Applifier社を買収…動画共有サービス『Everyplay』と動画広告『GameAds』がUnityに統合

Unity Technologiesは、世界最大級のモバイルゲームサービスプロバイダーである Applifier社を買収したと発表した。

Applifier社の買収により、今後Unity Technologies はゲーム動画共有コミュニティーサービスの先駆け的存在である同社の『Everyplay（エブリプレイ）』をUnityに統合していくとのこと。 また、『GameAds』動画広告ネットワークは、現在 Unity Cloud 向けに開発進行中の無料の相互プロモーションネットワークを補完するものとして統合されるようだ。
 

『Everyplay』は、全世界に600万登録ユーザーを持つ巨大なモバイルゲームコミュニティで、現在も毎月100万人の新規ユーザーが参加。さらに同サービスを実装した数百というiOS/Androidゲームからは何百万本ものゲームプレイ動画が共有されている。

このソーシャルゲームプレイ動画サービスは、今後予定されている Unityとの統合により、さらに導入がスムーズになるとのこと。なお、『Everyplay 』は引き続きUnityを使用しないアプリケーション向けにもSDKを提供し、『Everyplay』を使いたいすべてのデベロッパーに対して門戸を開き続けるという。

⇒『Everyplay』



また、今回の買収により、同社の優れた動画広告ネットワークである『GameAds』も Unity に加わることになった。本サービスは新規のプレイヤーの獲得や、無料でゲームを遊ぶプレイヤーから効果的に広告収入を得る方法として、大手ゲームパブリッシャーでも活用されている。

『GameAds』の動画広告ネットワークと『Everyplay』のゲーマーコミュニティは、近日公開となる相互プロモーションネットワークサービス『Unity Cloud』における車軸の両輪として機能していくようだ。これらの3つのサービスは、今後モバイルゲームデベロッパーが顧客ベースを拡大していく上で重要な役割を果たしていくという。


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