モブキャストが創立10周年。11年目に向けてプラットフォームを刷新、会員数1000万人を目指す。

モブキャスト<3664>は、本日(3月26日)、創立10周年を迎えたことを明らかにした。2004年3月に設立された同社だが、当初はゲーム開発・配信事業だけでなく、モバイル端末向けの映像製作・配信事業も行っていた。

映像事業では、堀北真希さん主演の「学校の階段」や鈴木えみさん主演の「bird call」、加藤ローサさん主演の「ため息の理由」など、本格的ショートムービーシリーズ「mob Cinema」として、100作近いタイトルを配信・上映し、現在もその映像資産を保有しているという。 

 


またゲーム事業では、NTTドコモの「i モード」をはじめとするモバイル端末向けに、携帯電話の開閉機能やカメラ機能をフルに活用した100タイトル以上配信。中でも「サルさる」シリーズはアプリ配信以来、30万ダウンロードを記録し、2009 年にニンテンドーDS 向けのゲームとして販売された。

 


同社がソーシャルゲーム事業に特化したのは2009年からとなる。モバイルエンターテインメントプラットフォーム「ゲムッパ(現 mobcast)」を立ち上げ、スマートフォン向けのコンテンツ供給を加速すると同時に、スポーツに特化した戦略にシフトし、「スポーツを手のひらに」をコンセプトに「モバプロ」や「モバサカ」の提供を行った。2012年6月には、東京証券取引所マザーズ市場へ上場し、プラットフォームをオープン化した。

 



同社では、創立10周年となる3月、プラットフォームのユーザー数が500万人を突破し、「mobcast」も11年目に向けてプラットフォームを刷新。人と人が競い合う楽しみを最大限に演出する空間「SVS(Social Victory Space)」を構築し、訪れたユーザーの皆様をさらに魅了するコンテンツやサービスを提供することで、早期に会員1000万人到達を目指す、としている。
株式会社モブキャストホールディングス
https://mobcast.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社モブキャストホールディングス
設立
2004年3月
代表者
代表取締役CEO 藪 考樹
決算期
12月
直近業績
売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3664
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