日本エンタープライズ、第3四半期は前年同期比で増収減益…コンテンツ事業の売上拡大、広告宣伝費が増加

日本エンタープライズ<4829>は3月28日、2014年5月期第3四半期(2013年6月~2014年2月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比9%増の32.77億円、営業利益は6%減の2.55億円、経常利益は9%減の2.59億円、純利益は2.6倍の4.14億円だった。コンテンツサービス事業の売上が増えたが、同事業の広告宣伝費が増加したため、利益率は低下した。

 

 
 

コンテンツサービス事業はキャリアの定額制サービス向けのコンテンツが拡大したほか、スマートフォン向け月額課金サービスが好調に推移した。ゲームのほか、ライフスタイル分野が伸びた。売上高は18.31億円、事業利益は5.89億円だった。
 



ソリューション事業では、「店頭アフィリエイト」の売上高がiPhone5s/cの販売開始の影響で前四半期に低減したものの、第3四半期では協業先である携帯販売会社の開拓を実施し、増加に転じた。スマートフォン向け開発など、企業向けの案件も引き合いが増えた。売上高は14.45億円、事業利益は9300万円だった。
 

なお、14年5月期通期の業績予想は据え置いた。


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決算説明資料
日本エンタープライズ株式会社
http://www.nihon-e.co.jp/

会社情報

会社名
日本エンタープライズ株式会社
設立
1989年5月
代表者
代表取締役社長 植田 勝典
決算期
5月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
4829
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