【Distimo調査】カジノ関連ゲーム、売上ランキングで存在感を強める

Distimoは、4月2日、公式ブログで、iOS・Androidカジノゲームについて調査結果を発表した。同社が3月17日〜3月23日の7日間で全世界のパブリッシャー別売上ランキング上位100社を調べたところ、1タイトル以上カジノゲームをリリースしているゲーム会社は、App Storeでは20社(全体の20%)、Google Playでは19社(全体の19%)あることがわかった。

Distimoによれば、App Storeでカジノゲーム会社の売上ランキング上位10社を調べてみると、スロットゲーム『Slotmania』の開発会社Playtika(本拠・イスラエル)が1位・21%、カジノゲーム『Big Fish Casino』などの開発会社Big Fish Games(本拠・米国)が2位・16%、ポーカーゲーム『Zynga Poker』の開発会社Zynga(本拠・米国)が3位・12%、とのこと。


 
一方、Google Playのソーシャルカジノゲーム会社の売上ランキング上位10社では、Playtikaが1位・22%、ビンゴゲーム『BINGO blitz』の開発会社Buffalo Studios(本拠・米国)が2位・11%、スロットゲーム『Jackpot Party Casino - Slots』の開発会社Williams Intaractiveが3位・10%。

 


これらカジノゲーム会社売上ランキング上位10社のうち、Williams Intaractive、Buffalo Studios、ビンゴゲーム『Bingo Bash』のBitRhymes(本拠・米国)、カジノゲーム『DoubleDown Casino』のDouble Down Interactive(本拠・米国)、Zynga、Big Fish Games、Playtikaの7社について、アプリストア別売上シェアをみると、App Store経由の売上が過半数を占めていた。特に、Big Fish Gamesの売上は、App Store経由が84%で飛び抜けて高かった。


 

なお、Big Fish GamesとZyngaは、カジノゲームでそれぞれCoinBase、BitPayを用いたビットコイン決済の導入を試験的に開始している。(関連サイト) 今後、益々カジノゲームがランキングで存在感を増していく中で、ビットコイン決済の導入を検討する企業も増えそうだ。



(C) Distimo