日本証券業協会が運営する未公開株の取引制度「グリーンシート」の銘柄に指定されているヴォルフガング<3684>は4月10日、公認会計士の異動日を4月下旬に変更すると発表した。後任となる公認会計士の選定手続きが遅延しているため。ヴォルフガングは3月19日に、監査証明を行う公認会計士の異動を発表し、リンクス有限責任監査法人に変わって、4月1日付で新日本有限責任監査法人が就任する予定だと公表した（関連記事）。
だが、3月27日には3月19日のリリースを訂正。後任として就任する監査法人については「選定中」と変更し、監査法人の異動日を4月上旬と訂正していた。ここからさらに、異動日が伸びることとなる。
リンクスは2013年12月に同社の監査法人に就任し、このたび、双方の合意に基づき契約を解除する。ヴォルフガングは、リンクスから、監査業務の引き継ぎについての協力を得ることを確約してもらっているという。
なお同社は、株式取引の開始予定日を4月15日としていたが、5月19日に変更するとも発表している（関連記事）。3月14日に公募で新株式を発行し、4.5億円の資金を調達。ゲームアプリ事業と今後リリース予定のアプリを周知させるためのプロモーション費用に充てると説明していた（関連記事）。
■関連リンク
・公認会計士等の異動に関するお知らせ（3月19日）
・（訂正）「公認会計士等の異動に関するお知らせ」の一部訂正に関するお知らせ（3月27日）
・公認会計士等の異動日の変更に関するお知らせ（4月10日）
