ドリコム、既存ゲーム不調で14年3月期の業績予想を下方修正…売上高は従来予想から6億円下振れ、特別損失も計上

ドリコム<3793>は4月17日、2014年3月期通期の業績予想を下方修正した。売上高は従来予想(75億円)を6億円(8%)下回る69億円、営業赤字額も計画から2億円拡大した5億円になったと見込む。ソーシャルゲーム事業での既存ゲーム売上が不調だったため。利益面では、原価や販管費などコストの抑制を進めたが、売上高の未達分を補えなかった。

また、一部既存ブラウザゲームなどの売上高が減少したため、ソフトウェア資産の収益性を見直し、ソフトウェアの減損損失1.81億円を特別損失として計上。結果、最終赤字幅は計画から3.1億円拡大して5.1億円になるという。
 

【追記】なお、今回修正した通期業績の数値に基づいて、1~3月の四半期業績を計算した。1~3月期の売上高は16.4億円で、四半期としては、この2年間で最低水準に落ち込んだ。営業赤字額も1.2億円と、前四半期の9200万円から赤字幅が拡大したことになる。

3月に配信を開始した『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストシューターズ』(開発を担当、配信元のバンダイナムコゲームスと売上分配)の売上ランキング推移が好調だったこともあり、意外感のある下方修正と受け止めている向きもいそうだ。ただ、同タイトルの寄与はリリース直後の3月1か月分のみ。下のグラフの推移をみる限り、従来計画の達成はややハードルの高い目標であったようにも思える。
 
株式会社ドリコム
http://www.drecom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ドリコム
設立
2001年11月
代表者
代表取締役社長 内藤 裕紀
決算期
3月
直近業績
売上高105億2800万円、営業利益15億9100万円、経常利益15億4100万円、最終利益8億700万円(2022年3月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3793
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