マーベラスAQL<7844>は、この日(5月9日)、2014年3月期の連結決算を発表し、売上高203億円(前期比15.6%増)、営業利益30億円(同29.0%増)、経常利益30億円(同30.8%増)、当期純利益18億円(同1.9%減)だった。オンライン事業、コンシューマ事業、音楽映像事業がいずれも増収増益となり、業績拡大につながった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■オンライン事業は、売上高88億円(同22.1%増)、営業利益7億円(同11.6%増)だった。PCブラウザゲームの収益が前期を下回ったものの、「ハイスクールD×D」や「LINE らんらん勇者」、「剣と魔法のログレスいにしえの女神」の提供を開始した。とりわけ「剣と魔法のログレスいにしえの女神」についてはAppStoreやGooglePlayでの各種ランキングで上位にランクインするなど大ヒットを予感させる好調な立ち上がりとなった、としている。その一方、課金売上に繋がらなかった数タイトルについては、サービス停止による開発費の一括償却を行った。
■コンシューマ事業は、売上高76億円(同8.1%増)、営業利益22億円(同24.7%増)だった。自社販売部門では2013年5月発売の「ヴァルハラナイツ3(PS Vita)」が順調な販売となったほか、「閃乱カグラSHINOVI VERSUS -少女達の証明-(PS Vita)」や「朧村正(PS Vita)」などの旧作リピート受注も好調だった。2014年2月発売の「牧場物語 つながる新天地(ニンテンドー3DS)」は、前作を上回る受注ペースとなり、好調な販売を記録した。このほか、オリジナルタイトルの新作として、「幕末Rock(PSP)」、「ヴァルハラナイツ3 GOLD(PS Vita)」を2月に、「デカ盛り閃乱カグラ(PS Vita)」を3月に発売した。
■音楽映像事業は、売上高38億円(同17.5%増)、営業利益9億円(同24.7%増)だった。音楽映像制作部門においては、プリキュアシリーズのTVアニメ「ドキドキ!プリキュア」や主幹事作品のTVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の映像商品化を行い、いずれも順調な推移となった。また、グループ所属アーティストの「vistlip」も、シングル、アルバムのセールスが好調だった。
ステージ制作部門においては、「ミュージカル『テニスの王子様』」が合計134公演分の実績を計上し、関連DVDを9作品発売した。次に「舞台『弱虫ペダル』」につきましては、観客動員数、関連DVDの売上がともに大きく飛躍し、当事業の主力シリーズに成長した。また、「ミュージカル『薄桜鬼』」も順調に収益を伸ばした。
■2015年3月期の見通し
2015年3月期は、売上高250億円(前期比23.0%増)、営業利益38億円(同26.4%増)、経常利益37億円(同24.6%増)、当期純利益22億円(同20.8%増)を見込む。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■オンライン事業は、売上高88億円(同22.1%増)、営業利益7億円(同11.6%増)だった。PCブラウザゲームの収益が前期を下回ったものの、「ハイスクールD×D」や「LINE らんらん勇者」、「剣と魔法のログレスいにしえの女神」の提供を開始した。とりわけ「剣と魔法のログレスいにしえの女神」についてはAppStoreやGooglePlayでの各種ランキングで上位にランクインするなど大ヒットを予感させる好調な立ち上がりとなった、としている。その一方、課金売上に繋がらなかった数タイトルについては、サービス停止による開発費の一括償却を行った。
■コンシューマ事業は、売上高76億円(同8.1%増)、営業利益22億円(同24.7%増)だった。自社販売部門では2013年5月発売の「ヴァルハラナイツ3(PS Vita)」が順調な販売となったほか、「閃乱カグラSHINOVI VERSUS -少女達の証明-(PS Vita)」や「朧村正(PS Vita)」などの旧作リピート受注も好調だった。2014年2月発売の「牧場物語 つながる新天地(ニンテンドー3DS)」は、前作を上回る受注ペースとなり、好調な販売を記録した。このほか、オリジナルタイトルの新作として、「幕末Rock(PSP)」、「ヴァルハラナイツ3 GOLD(PS Vita)」を2月に、「デカ盛り閃乱カグラ(PS Vita)」を3月に発売した。
■音楽映像事業は、売上高38億円(同17.5%増)、営業利益9億円(同24.7%増)だった。音楽映像制作部門においては、プリキュアシリーズのTVアニメ「ドキドキ!プリキュア」や主幹事作品のTVアニメ「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。」の映像商品化を行い、いずれも順調な推移となった。また、グループ所属アーティストの「vistlip」も、シングル、アルバムのセールスが好調だった。
ステージ制作部門においては、「ミュージカル『テニスの王子様』」が合計134公演分の実績を計上し、関連DVDを9作品発売した。次に「舞台『弱虫ペダル』」につきましては、観客動員数、関連DVDの売上がともに大きく飛躍し、当事業の主力シリーズに成長した。また、「ミュージカル『薄桜鬼』」も順調に収益を伸ばした。
■2015年3月期の見通し
2015年3月期は、売上高250億円(前期比23.0%増)、営業利益38億円(同26.4%増)、経常利益37億円(同24.6%増)、当期純利益22億円(同20.8%増)を見込む。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844