ガーラ、14年3月期は売上高62％減、営業赤字幅縮小…オンラインゲーム子会社の連結除外やスマホアプリの遅れで

ガーラ<4777>は、本日（5月15日）、2014年3月期の連結決算を発表し、売上高8億1400万円（前期比62.5％減）、営業損益3億4500万円の赤字（前期8億2000万円の赤字）、経常損益2億7700万円の赤字（同8億6500万円の赤字）、当期純損益2億6300万円の赤字（同22億6800万円の赤字）だった。
 
同社では、主力事業であるオンラインゲーム事業の欧米子会社（Gala-Ne、Gala Networks Europe、Gala-Net Brazil）や、データマイニング事業国内子会社を連結から除外した影響がでたことに加え、オンラインゲーム事業における主力ゲームの売上高が中国を除き全地域で減少したこと、スマートフォンアプリ事業においてゲームアプリのサービス提供が予定より遅れたことが主な要因と説明している。

このほか、特別利益に新株予約権戻入益7500万円、持分変動利益4200万円を計上したものの、特別損失としてオンラインゲームのうち収益性が見込めないソフトウェアなどの減損損失5800万円を計上したという。

なお、2015年3月期の業績予想は非開示。同社では、スマートフォンアプリ事業が立ち上げ期にあり、アプリの開発や提供が予定どおりに進まない可能性が高く、またオンラインゲーム事業における新規タイトルのサービス開始や既存タイトルのバージョンアップによる業績予想が極めて困難なため、としている。