カプコン、株主総会で「買収防衛策の継続」議案が否決

カプコン<9697>は6月16日、同日開催した第35回定時株主総会において、「大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)継続」の議案が否決されたと発表した。カプコンは取締役会で決議した買収防衛策の継続について、株主の承認を得るため今回の総会の議案としたが、株主は承認しなかった。

カプコンの買収防衛策は、特定株主グループによる20%以上の議決権保有を目指した株券の買付行為について、企業価値に大きな影響を与える場合、新株予約権の無償割当などの対抗措置を取るという内容。

この買収防衛策は2008年6月の株主総会で承認され、2010年、2012年の総会でも継続が承認されてきた。以下、カプコンの主要株主の状況となる。
 
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
決算期
3月
直近業績
売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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