
発表によると、9月2日時点は、出展社数が417社(昨年同時期は342社)が過去最多になったことに伴い、出展タイトル数も731タイトル(昨年同時期は346タイトル)と過去最多でかつ前年比で倍増となった。18の国と地域から68団体が参加するインディーゲームコーナーでは81タイトルを紹介するほか、スマートフォン・タブレットゲームの出展が大きく増えているという。
そこで「Social Game Info」では、開催目前となるTGS2014の情報をまとめることにした。とはいえ、媒体名通り、ソーシャルゲームやスマートフォンアプリの情報、またビジネス講演などに特化した内容を、企業ごとにピックアップしていこうと思う。業界に身を置く方々は、来場前にチェックしてみてはいかがだろうか。
■グリー

グリーにとって4回目の参加となる今回は、計20のゲームタイトルを出展するとともに、試遊台を用意するとのこと。最新作『ガンダムスピリッツ』をはじめとする、さまざまなジャンルの試遊体験できるほか、初の試みとして会場内に「グリーミュージアム」を設け、『聖戦ケルベロス』『探検ドリランド』などのテレビCMで実際に使用した衣装などを展示するとのこと。
また、グリーのゲーム制作責任者やパートナー企業とのトークセッションステージや、新情報を盛り込んだ公開ステージのほか、『アイドルマスター ミリオンライブ!』の人気声優イベント、『釣り★スタ』『踊り子クリノッペ』のユーザー参加型のファン感謝ステージなどを実施するという。ブース内ではポイントラリーを実施し、試遊台でゲームを体験するなどしてポイントを集めると、スマートフォン用タッチペン、デジタルフォトフレームなどグリーTGSオリジナルグッズがもらえる。
さらに「GREE」で提供予定の新作『PROJECT TIAMAT(プロジェクト ティアマト)』の映像出展にも注目が集まる。

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■DeNA

『トリニティセブン』や『マブラヴ オルタネイティヴ』、『七つの大罪』など、人気IPを題材とした新作モバイルゲームも出展するという。また、海外メディアが絶賛した2DMOBAアプリ『WARP』をはじめ、世界的有名なゲームクリエイターであるピーター・モリニュー氏による新作『GODUS』など、海外タイトルの出展にも目が離せない。
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■ブシロード

ブシロードブースでは、「ミルキィホームズプロジェクト」、スマートフォン向けサービスのブシモから『ヱヴァンゲリヲンバトルミッション』『しろくろジョーカー』に加えて、未発表の大型ゲームタイトルが出展。また、併設の幕張イベントホールにて9月20日(土)にミルキィホームズのライブイベントを同時開催。
なかでも今秋配信予定のスマートフォン向けバトルRPG『ヱヴァンゲリヲンバトルミッション』は、今回のTGS2014においてゲーム概要が初公開される。ビジネスデイの9月18日(木)に、ブシロードブース内ステージ「ブシモラインナップ発表会」にてタイトル紹介を行い、一般公開の9月20日(土)および9月21日(日)には試遊展示されるという。

■スクウェア・エニックス

スクウェア・エニックスのブースでは、『キングダム ハーツ-HD 2.5 リミックス-』、『ファイナルファンタジー エクスプローラーズ』、『ブレイブリーセカンド』といった人気コンシューマシリーズの体験コーナーをはじめ、最新映像を公開するメガシアター、イベントステージほか、様々なグッズやゲーム音楽CDを取り揃えた物販コーナーも展開する予定だ。
スマートフォン向けアプリの新作では、『ケイオスリングスIII』やPSVitaにリメイクされた『デッドマンズ・クルス』が試遊可能となっている。『乖離性ミリオンアーサー』や『三国志英歌』、『ファイナルファンタジーVII Gバイク』、PSVita版『聖剣伝説 RISE of MANA』は映像出展となる。
また、スマートフォンやタブレットでWi-Fi接続を介し、『FFVII International』や『FFXIII』などスクウェア・エニックスの往年の名作から最新作までを、手軽に楽しめることができるストリーミングサービス「DIVE IN」の試遊にも注目だ。


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■KONAMI

モバイルゲームでは、現在配信中の『ドラゴンダイス』をはじめ、『クローズ×WORST~打威鳴舞斗~』、『ドラゴンコレクションRPG ~少年と神狩りの竜~』など人気タイトルの限定アイテムが獲得できるイベントコーナーを展開。また、新作ゲームの制作発表会も開催されるとのことで、当日のサプライズ発表にも期待。
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■コーエーテクモゲームス

モバイルゲームでは、『アトリエ クエストボード』や『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』『三国志レギオン』などの新作タイトルが出展するものの、試遊は無しで映像出展のみとなる。以前開催された発表会(関連記事)と同様の映像なのかは不明だが、『ぐるぐるダンジョン のぶニャが』はステージイベントがあるため、何か追加情報に期待したいところ。
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■バンダイナムコゲームス

バンダイナムコゲームスは、最大級の規模となる4ホールの一般ブースをはじめ、ファミリーコーナーや物販ブースでも出展する。また、全長20mオーバーの超巨大LED花道と190インチモニターを連動させた数々のダイナミックなステージを展開予定とのこと。豪華キャストを招いてのステージやコスプレショーなど、人気アプリの特典コードステージも用意している。
出展するモバイルゲームでは、おもに既存タイトルとなるが、新作『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』はブース内のニコ生放送スタジオにおいて取り上げられるようだ。
出展するモバイルゲームでは、おもに既存タイトルとなるが、新作『ソードアート・オンライン コード・レジスタ』はブース内のニコ生放送スタジオにおいて取り上げられるようだ。
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■セガ

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■DMMゲームズ

何と言っても見所はトップシークレットタイトルの発表であろう。
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■アソビモ

アソビモでは、様々な同社タイトルの趣向を凝らしたステージイベントや新作タイトルの発表など、充実のステージイベントを予定とのこと。また、各ステージを最後まで観覧した方には、出展タイトルのオリジナルグッズもあたるガラポンに挑戦できるチャンスも。新作タイトルは、先日発表された最大30人同時対戦が楽しめるリアルタイムバトルゲーム『GODGAMES』となろう(関連記事)。当日は、ゲームシステムなど詳細情報を公開予定という。
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■WARGAMING JAPAN

WARGAMING JAPANは、昨年と同じ規模感で新作となるオンライン海戦ストラテジー『World of Warships』のプレイアブル出展をはじめ、現在サービス中の 『World of Tank』 や Xbox360版 『World of Tanks Xbox : 360 Edition』、iOS版 『World of Tanks Blitz』が試遊として出展。
試遊した方には、『World of Tanks』 シリーズや 『World of Warships』 のグッズのほか、人気アニメ 『ガールズ&パンツァー』 との新作コラボグッズ、さらに新規コラボレーション作品とのコラボグッズなどを抽選で進呈するとのこと。RazerやGUNNARといったパートナー企業からも素敵なプレゼントが用意されているようだ。
試遊した方には、『World of Tanks』 シリーズや 『World of Warships』 のグッズのほか、人気アニメ 『ガールズ&パンツァー』 との新作コラボグッズ、さらに新規コラボレーション作品とのコラボグッズなどを抽選で進呈するとのこと。RazerやGUNNARといったパートナー企業からも素敵なプレゼントが用意されているようだ。
■スマートフォンゲーム・ソーシャルゲームコーナー

スマートフォンゲーム・ソーシャルゲームコーナーでは、40社を超える企業が出展。なかでもgumiとフジ・スタートアップ・ベンチャーズの合弁会社Fuji&gumi Gamesが、今秋サービス開始予定の新作スマートフォン向けゲームアプリ『ファントム オブ キル』(上部写真)を出展する。
このほか、サイバーエージェント<4751>の連結子会社であるCyberZが、「スマホゲームをプレイ動画でもっと楽しく」をテーマに、国内外の様々なヒットタイトルとのコラボレーション企画を展開。また、ビジネスデイでは「アジアのスマホゲーム市場へ挑戦」というテーマで、ミクシィ社長の森田仁基氏、KingJapan代表取締役の枝廣憲氏、日本初来日となる英King社CMO Alex Dale氏、国内のメディアでは初登場となる米MachineZone社を招き、パネルディスカッションなどを行う(関連記事)。
【出展企業一覧】
■アドイノベーション
■インターネットイニシアティブ
■UANI STUDIO
■WECOMICS GAMES <中国>
■ウィズユウー
■エイタロウソフト
■エプコット
■オインクゲームズ
■ガルボア
■ガンバレル
■QUBIT GAMES <台湾>
■クエリーアイ
■KLab
■クリプトン・フューチャー・メディア
■グルーブボックスジャパン
■芸者東京エンターテインメント
■ゲームドゥ
■KONGZHONG <中国>
■ザイザックス
■CyberZ
■ジェナ
■Generis <韓国>
■7QUARK <台湾>
■ダブリュジーパブリシング
■ディーピー
■トップクリエイターズ
■トランス・コスモス
■ドリコム
■パオン
■ハッピーミール
■ハ・ン・ド
■Hippie Game
■P-POP
■PUMO
■FORTUMO MOBILE PAYMENT <中国>
■Fuji&gumi Games
■FULLER
■プロディジ
■北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会
■Macau Cultural Industry Association Board Games <マカオ>
■メディア・マジック
■RAD BOARDING <カナダ>
■ロマンスゲームコーナー

また、アンビションは日本国内150万ダウンロードを突破した、世界10か国でも配信中の乙女系擬人化動物育成恋愛ゲーム『擬人カレシ』をメインに出展。また、女性向けモバイルゲームの最新作も発表予定とのことだ。
【出展企業一覧】
■アール・インフィニティ
■アンビション
■ボルテージ (TGS特設サイト)
■イベントステージプログラム

さらに毎年恒例となったイベント「センス・オブ・ワンダーナイト」は今年で7回目。本イベントは、ゲーム開発者にスポットライトを当て、"見た瞬間、コンセプトを聞いた瞬間に、誰もがはっと、自分の世界が何か変わるような感覚"を引き起こすようなゲームのアイデアを発掘し、プレゼンの機会を提供する企画である。毎年会議室で行われていた本イベントだが、回を重ねていくごとに観覧者が増えていき、ついに今年からホール8のイベントステージで実施されることになった。業界人はもとより、ビジネスデイ最終日に訪れる際は、覗いてみてはいかがだろうか。
⇒「TGSフォーラム2014」
繰り返すようだが、TGS2014は9月2日時点で出展社数が417社(昨年同時期は342社)の過去最多になったことに伴い、出展タイトル数も731タイトル(昨年同時期は346タイトル)と過去最多でかつ前年比で倍増となった。このほか、スマートフォン・タブレットゲームの出展が大きく増えているという。
また、モバイルゲームに関しては、18の国と地域から68団体(81タイトル)が参加する「インディーゲームコーナー」も見逃せない。『ドラゴンファング』のトイディアや『SNOW WORLD』のリンクキットなど、国内外問わず多数のモバイルゲーム開発社が出展するようだ。
今回ピックアップしていない大手ゲーム企業に関しては、おもにモバイルゲームの出展やイベントが実施されないため割愛した。昨年スマートフォンアプリを中心に出展していたカプコンは、プレイステーション4のタイトルや人気シリーズの最新作などのコンシューマが中心となっている。
恐らく一般的には、プレイステーション4やXbox One、Steamといった最新プラットフォーム向けの注目タイトルに加えて、話題のVR(ヴァーチャルリアリティ)を体験できるブースに注目が集まるだろう。しかし、あくまでも「Social Game Info」ではソーシャルゲームやスマートフォンアプリの情報に特化したレポートを、期間中はお届けしていきたい。
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