コーエーテクモHD、第2四半期は経営統合以来の最高業績に ゲームソフト事業、オンライン・モバイル事業、メディア・ライツ事業がいずれも過去最高

コーエーテクモホールディングス<3635>は、本日(10月27日)、2014年3月期の第2四半期累計(4~9月)連結業績を発表、売上高は161億1000万円(前年同期比4.2%増)、営業利益32億9300万円(同99.6%増)、経常利益61億6600万円(同60.4%増)、四半期純利益42億500万円(同76.5%増)と増収増益を達成した。第2四半期連結業績としては、4期連続の増収増益であり、経営統合以来最高の業績となっている。
 

■ゲームソフト事業、オンライン・モバイル事業、メディア・ライツ事業が過去最高に
各セグメント別の状況を見てみると、主力のゲームソフト事業は、任天堂の『ゼルダの伝説』シリーズとのコラボ作品である『ゼルダ無双』(WiiU用)がワールドワイドで好調なほか、自社IPタイトルである『討鬼伝 極』(PS Vita、PSP用)や『戦国無双4』(PS4用)などが寄与。ガストタイトルの『シャリーのアトリエ ~黄昏の海の錬金術士~』(PS3用)や、スマートフォンアプリ『クイズバトル討鬼伝』『真・三國無双ブラスト』の配信開始も貢献し、経営統合以来の最高の売り上げ、利益を記録した。

また、オンライン・モバイル事業は、ソーシャルゲームが『100万人のWinning Post』をはじめとする「100万人」シリーズにおけるイベントやコラボレーション施策が実を結んだことに加え、『のぶニャがの野望』などタイトルによる海外展開が計画を上回って推移。『100万人の三國志 Special』アプリ版の配信開始などでコミュニティサイト「my GAMECITY」も会員数を伸ばし、同じく経営統合以来の最高の売り上げ、利益を計上している。さらに、メディア・ライツ事業も「ネオロマンス」および「金色のコルダ」の周年事業を実施するなど、ライツ事業が好調に推移。女性向けIPを活用した積極的な事業展開によって、最高業績を記録しており、3事業が収益をけん引する結果となっている。

■通期予想は据え置き
なお、今3月期通期の見通しは、9月29日の第2四半期業績予想の上方修正発表時にも第3四半期以降の売り上げ、利益比率が高いことを理由に据え置いており、売上高380億円(前期比1.1%増)、営業利益80億円(同12.0%増)、経常利益110億円(同2.5%増)、純利益70億万円(同0.9%増)の見込みとしている。
 
コーエーテクモホールディングス株式会社
http://www.koeitecmo.co.jp/

会社情報

会社名
コーエーテクモホールディングス株式会社
設立
2009年4月
代表者
代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
決算期
3月
直近業績
売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3635
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