ディジタルメディアプロフェッショナルが6月23日付けで東証マザーズに上場-5億7200万円を調達

東京証券取引所は、本日(5月20日)、6月23日付けでディジタルメディアプロフェッショナル<3652>が東証マザーズに上場する、と発表した。主幹事証券は野村證券。 ディジタルメディアプロフェッショナルは、2002年創業で、グラフィックスプロセッサの開発・販売 、独自開発した3Dグラフィックス技術のライセンス供与などを主力事業としている。 2010年3月期の業績は、売上高8億9200万円、経常利益1億8800万円、当期純利益1億8700万円だった。売上高のうち6億5800万円が「ニンテンドー3DS」関連のライセンス収入であった。 ただし、2011年3月期の第3四半期までの販売状況を見ると、任天堂の比率が22.8%に低下し、シャープ向けの売上が約50%を占めるようになっている。 なお、公募株数は30万株で、売出が45万0100株、オーバーアロットメントによる売出が11万2500株となっている。 想定している調達概算金は約5億7200万円。ゲーム機器などに組み込まれるグラフィックスIPコアや、アミューズメント機器に組み込まれるLSI製品の開発費と して全額充当する、としている。 会社概要については、今週末、改めて取り上げてみたい。