マーベラス、第2四半期はオンラインコンテンツが営業益411%増に…スマホ版『ログレス』含む既存作品が大きく寄与 新作『ブラウザヱヴァンゲリヲン』は開発中止【追記】

マーベラス<7844>は、本日(11月5日)、第2四半期(7~9月期)の連結決算を発表し、売上高113億8700万円(前年同期比18.8%増)、営業利益14億4900万円(同6.2%増)、経常利益15億1400万円(同9.3%増)、四半期純利益9億3400万円(同8.6%増)だった。オンライン事業、音楽映像業が好調だったものの、コンシューマ事業が減益となったことが響いた。
 


セグメント別の状況は以下のとおり。

(1)オンライン事業は、売上高61億1700万円(同54.5%増)、営業利益11億1700万円(同411.5%増)と大幅な増益を達成。「ブラウザ三国志」が堅調に推移したほか、2年目の「一騎当千バーストファイト」が好調、1年目の「ハイスクールD×D」も順調に拡大した。さらに「剣と魔法のログレス いにしえの女神」も好調に売り上げを伸ばし、収益拡大に大きく寄与しており、9月から開始した同タイトル初のTVCMも奏功、現在累計ダウンロード数は400万件を突破。また、長期に渡って開発中の「ブラウザヱヴァンゲリヲン」は、ゲーム性や将来の収益性等を総合的に判断した結果、開発中止を決定。なお、将来の収益性が不透明な4タイトル(内、第1四半期に3タイトル)の開発を中止し、それに伴う仕掛開発費の一括償却も行った。

(2)コンシューマ事業は、売上高34億3000万円(同8.9%減)、営業利益4億1100万円(同67.7%減)だった。8月7日に「閃乱カグラ2-真紅-(ニンテンドー3DS)」、9月25日に「幕末Rock 超魂(ウルトラソウル)(PS Vita/PSP)」、10月2日に「禁忌のマグナ(ニンテンドー3DS)」(出荷基準につき当期計上)の新作3タイトルを発売したが(前年同期は新作1タイトル)、いずれも計画未達となった。アミューズメント部門につきましては、新たなキッズアミューズメント筐体として「パズドラZ テイマーバトル」のサービスを6月26日より開始したが、軟調な推移に。既存の「ポケモントレッタ」は、底堅く推移しているものの、競合環境の激化もあり、計画を下回る結果となった。 

(3)音楽映像事業は、売上高18億4400万円(同0.9%減)、営業利益4億2500万円(同21.7%増)だった。プリキュアシリーズのTVアニメ「ハピネスチャージプリキュア!」の音楽・映像商品化を行ったほか、7月より当社主幹事TVアニメ作品「幕末Rock」、「東京喰種トーキョーグール」を放送開始。このほか、「ミュージカル『テニスの王子様』」は合計68公演分の実績を計上し、関連DVDを2作品発売、「舞台『弱虫ペダル』」は関連DVD1作品を発売。また、当期計上の全ての公演は、チケットがほぼ完売したことに加えて、関連DVDが新作・旧作ともに好調に推移し、当事業の収益に貢献した。


【追記】
同社の成長をけん引したオンライン事業の第2四半期(7-9月期)の売上高は34億6100万円(前四半期比30.3%増)、営業利益7億2200万円(同82.8%増)となり、QonQで大幅な増益を達成した。四半期別の売上高・営業利益の推移は以下のとおり。

 
【オンライン事業の四半期別売上高・営業利益の推移(億円)】



■2015年3月期の見通し

2015年3月期の見通しは、売上高250億円(前期比23.0%増)、営業利益38億円(同26.4%増)、経常利益37億9000万円(同24.6%増)、当期純利益22億7400万円(同20.8%増)と据え置いた。
 
 
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 許田 周一
決算期
3月
直近業績
売上高257億2800万円、営業利益46億円、経常利益50億5400万円、最終利益38億1700万円(2022年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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