アエリア<3758>は、11月13日、2014年12月期第3四半期累計(1~9月)の連結業績を発表、売上高は8億8900万円(前年同期比42.2%増)と増収だったものの、営業損益は7億3400万円の赤字(前年同期4億7000万円の赤字)、経常損益6900万円の赤字(同6億6700万円の赤字)、純損益1億3100万円の赤字(同5億3700万円の赤字)となった。営業損益に比べ、経常損益の赤字幅が小さいのは、持分法による投資利益816万円及び匿名組合投資利益1331万円を営業外収益に計上しているため。その一方、純損益については、当初予定していた収益を見込めなくなった一部タイトルについて、回収可能性を考慮し減損損失1085万円を特別損失として計上した影響も加味されている。
セグメント別に見ると、オンラインコンテンツ事業は、スマートフォン・タブレット向けゲームの課金収入が伸びて売上高が増加したものの、開発費、広告宣伝費等の積極的な先行投資により費用も増加。売上高は3億9860万円(前年同期比143.2%増)、営業損失7億9602万円(前年同期は営業損失4億9406万円)と赤字幅が拡大している。
一方、ITサービス事業は、インターネットの普及に伴うデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を計上しており、売上高は5億2919万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は6143万円(同136.6%増)となっている。
第3四半期期間(7~9月)の業績をQonQで見てみると、売上高は前四半期比8.3%減の2億8600万円と減収。その一方で、営業損益は前四半期の2億8100万円の赤字から1億9800万円の赤字へ赤字幅が縮小している。営業損益は第2四半期の2億8100万円が直近のボトムとなっており、ようやく底打ちが見えてきたとも言えそうだ。
なお、同社は、2014年12月期通期については、現時点で合理的な算定が困難であるため、予想を公表していない。
セグメント別に見ると、オンラインコンテンツ事業は、スマートフォン・タブレット向けゲームの課金収入が伸びて売上高が増加したものの、開発費、広告宣伝費等の積極的な先行投資により費用も増加。売上高は3億9860万円(前年同期比143.2%増)、営業損失7億9602万円(前年同期は営業損失4億9406万円)と赤字幅が拡大している。
一方、ITサービス事業は、インターネットの普及に伴うデータサービス事業を行う株式会社エアネットが安定した収益を計上しており、売上高は5億2919万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は6143万円(同136.6%増)となっている。
第3四半期期間(7~9月)の業績をQonQで見てみると、売上高は前四半期比8.3%減の2億8600万円と減収。その一方で、営業損益は前四半期の2億8100万円の赤字から1億9800万円の赤字へ赤字幅が縮小している。営業損益は第2四半期の2億8100万円が直近のボトムとなっており、ようやく底打ちが見えてきたとも言えそうだ。
なお、同社は、2014年12月期通期については、現時点で合理的な算定が困難であるため、予想を公表していない。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758