2014年11月8日～11月14日の「Social Game Info」では、合計281本の記事を掲載した。7～9月期の決算発表シーズンということもあって、決算関係の記事が上位に入った。今回は、意図的なのかどうかはわからないが、決算説明会の実施日・時間が重なることが多く、リソースの関係で取材できない会社があったのは残念だった。さて、今週は、KLabの7-9月期の売上高・営業利益が四半期ベースで過去最高になったと報じた記事が第1位だった。このほか、6位、14位、23位にも入った。『ライブライブ！スクフェス』で注目されがちのKLabだが、『天空のクラフトリート』や『テイルズ オブ アスタリア』などの有望タイトルを運営しているほか、「glee」や「Age of Empires」など世界的な有力IPのゲームアプリも開発している。
先日開催されたKLabの決算説明会にも取材に行ったので、現在の足元の状況、取り組みや戦略に関しては、月曜日にもレポート記事を掲載する予定なのでそちらを参照してほしい。実は記者は、説明会で「ふざけた見出しをつけるな」などと怒られるのではないかと内心、ビクビクしていたのだが、全くそのようなことはなく、真田社長の人柄に魅了された次第だ。
また、コロプラの『白猫プロジェクト』および決算関係の記事も2位、5位、13位、15位に入った。このほか、『モンスターストライク』が好調のミクシィの決算に関連する記事も3位、4位に入った。『FFレコードキーパー』を擁するDeNAも注目を集めたように思われる。
このほか、決算関係で印象に残ったのは、黒字転換したコムシードだろう。「GREE」で提供中のパチスロ・パチンコポータルサービス『グリパチ』が順調に伸びているだけでなく、『selector battle with WIXOSS』の事前登録者数が4万人を超えるなど順調に伸びている。リアルタイムストラテジーゲームにしたのは予想外だったが、かつて子会社だったサイカンゲームズ（すでに解散）を通じて人気FPS『ペーパーマン』を開発した実績もあるので、面白いゲームになるのではないかと期待している。
（木村）
