【ゲーム株概況(11/17)】ほぼ全面安商状の中、アクセルマークが異彩を放つS高 ネクソンはさすがに利益確定売り優勢に
11月17日の東京株式市場では、日経平均は5営業日ぶりの大幅反落となり、終値で前週末比517.03円安の1万6973.80円と1万7000円を割り込んだ。朝方発表の7~9月期の実質GDP(国内総生産)速報値が市場のプラス予想から一転1.6%減とマイナスに転じたことで朝方から売り優勢のスタート。後場は1万7000円処でのもみ合いが続いていたものの、引けにかけて一気に大台を割り込んで取引を終えた。
東証1部の値下がり銘柄数1682というほぼ全面安商状の中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、全般軟調な推移が目立つ中で、アクセルマーク<3624>が異彩を放つS高。目新しい材料は出ておらず、利益面で計画を上回った前9月期決算(関連記事)や、事前登録が好調な『大乱闘!!ドラゴンパレード』への期待感が引き続き意識されているようだ。
また、同じく決算が評価を集めているKLab<3656>やスマートフォン向けアプリの総ダウンロード数が累計7,000万DLを突破(関連記事)と発表したイグニス<3689>がプラス圏を維持している。
【関連記事】
KLab決算説明会 『スクフェス』好調で3Q過去最高益に 年末の大規模プロモーションで「来年も確実に伸ばす」 「glee」開発権獲得の狙いも明らかに
半面、前週末は第3四半期期間(7~9月)の業績予想の上方修正を発表を好感し、急騰していたネクソン<3659>はさすがに利益確定売りが優勢の展開となった。
■関連銘柄一覧
東証1部の値下がり銘柄数1682というほぼ全面安商状の中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、全般軟調な推移が目立つ中で、アクセルマーク<3624>が異彩を放つS高。目新しい材料は出ておらず、利益面で計画を上回った前9月期決算(関連記事)や、事前登録が好調な『大乱闘!!ドラゴンパレード』への期待感が引き続き意識されているようだ。
また、同じく決算が評価を集めているKLab<3656>やスマートフォン向けアプリの総ダウンロード数が累計7,000万DLを突破(関連記事)と発表したイグニス<3689>がプラス圏を維持している。
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半面、前週末は第3四半期期間(7~9月)の業績予想の上方修正を発表を好感し、急騰していたネクソン<3659>はさすがに利益確定売りが優勢の展開となった。
■関連銘柄一覧
会社情報
- 会社名
- KLab株式会社
- 設立
- 2000年8月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3656
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- 株式会社イグニス
- 設立
- 2010年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
- 決算期
- 9月