【ゲーム株概況（11/19）】アクセルマークが一時S高・年初来高値更新　『大乱闘!!ドラゴンパレード』への期待で

東京株式市場では、日経平均株価は反落。前日比55.31円安の1万7288円75銭で取引を終えた。安部首相が衆議院の解散・総選挙と消費税の再増税を見送る意向を表明したことで、目先の材料出尽くしから利益確定の売りに押された。また短期間の上昇で、テクニカル的な過熱感も指摘されている。

新興市場やゲーム関連株は株価を下げる銘柄が目立ったものの、底堅さもみられる商状だった。東証1部の主力株と同じく、市場に様子見ムードが広がるなか、材料の出た銘柄を中心として個別株物色の動きが中心だった。個別では、アクセルマークやネクソン、オルトプラスなどの上昇が目立った。

■アクセルマークが一時S高
アクセルマーク<3624>が前日比460円高の4760円で取引を終えた。一時年初来高値を更新するとともに、ストップ高となった。セガネットワークスは、昨日（11月18日）、現在事前登録受付中でアクセルマークが開発する新作スマートフォンゲーム『大乱闘!!ドラゴンパレード』のプロモーションビデオを公開しており、収益への寄与が期待された模様。なお、東証から日々公表銘柄に指定されている。

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■「G-STAR2014」出展でネクソンも堅調
また、ネクソン<3659>も堅調だった。前日比53円高の1103円で取引を終えた。同社は、昨日、11月20日～11月22日の期間、韓国最大のゲームショウ「G-STAR2014」に史上最多の15タイトルを出展することを明らかにしており、これが手がかり材料視されたもよう。また新作アプリ『Soul Slash SAGA（ソウルスラッシュサガ）』のダウンロード数が30万件を突破したことも発表した。ただ、引けにかけて売り物に押されて下げ幅を縮小した。

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