12月1日の東京株式市場では、日経平均株価は続伸し、前日比130.25円高の1万7590.10円で取引を終了し、11月14日に付けた年初来高値を更新した。1万7500円台を終値ベースで回復したのは2007年7月以来、7年ぶりのこと。
そうした中で、ゲーム関連株はというと、任天堂<7974>、スクウェア・エニックスHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>、バンダイナムコHD<7832>など大手ゲーム株の強さが目立った。ただ、それ以上に大きく目立ったのはマーベラス<7844>だ。先週のSGIの記事ランキング(関連記事)でも多くの話題がランクインするなど、このところ好材料が相次いでおり、この日も東証の売買代金ランキング2位と商いを集めつつ、大幅高を演じている。
ほか、モブキャスト<3664>やドリコム<3793>、ボルテージが高い。半面、アクセルマーク<3624>は朝方ストップ安するなど大きく売り込まれたが、後場に入って下げ幅を大きく縮小した。
なお、前週から初値持ち越しとなっていたCRI・ミドルウェア<3698>は、朝方に公開価格比5.6倍の1万3500円で初値を付けた後、ストップ高となる1万6500円まで買われた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844