【ゲーム株概況(12/9)】10日に海外展開の記者会見控えるガンホーが高い クルーズは希薄化懸念から10%超える下落に【追記】
12月9日の東京株式市場では、日経平均株価は8日ぶりの反落となり、前日比122.26円安の1万7813.38円で取引を終えた。前日8日にザラ場ベースで1万8000円台に乗せて目先達成感が出ているところに、同じく前日発表の7-9月期のGDP(国内総生産)下方修正が嫌気され、朝方から売り優勢の展開となった。為替が円高方向に振れたことや、今週末に衆院選を控えていることによる手控えムードも響いている。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、大手ゲーム株ではカプコン<9697>が強い。バークレイズ証券が8日付で、投資判断「オーバーウエート」、目標株価2500円で新規カバレッジを開始したことが材料視されている。
また、ガンホー<3765>が明日10日に記者会見を実施する海外展開への思惑から高く、アクロディア<3823>、ユナイテッド<2497>も買われた。アクロディアは『ジャイアントハンマー』Android版の事前登録開始(関連記事)、ユナイテッドは『CocoPPa』の3200万DL突破(関連記事)が引き続き評価の底流にあるようだ。
半面、クルーズ<2138>は前日比で10%を超える下落を演じた。同社は、UBSを割当先とした新株予約権を発行(関連記事)を8日大引け後に発表しており、その発行に伴う希薄化懸念から売り物に押される展開となっている。
ほか、前日にモバイルRPG『Flyff All Stars』Android英語版とiOS英語版の事前登録を開始(関連記事)を好感してストップ高したガーラ<4777>はこの日もストップ高した。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、大手ゲーム株ではカプコン<9697>が強い。バークレイズ証券が8日付で、投資判断「オーバーウエート」、目標株価2500円で新規カバレッジを開始したことが材料視されている。
また、ガンホー<3765>が明日10日に記者会見を実施する海外展開への思惑から高く、アクロディア<3823>、ユナイテッド<2497>も買われた。アクロディアは『ジャイアントハンマー』Android版の事前登録開始(関連記事)、ユナイテッドは『CocoPPa』の3200万DL突破(関連記事)が引き続き評価の底流にあるようだ。
半面、クルーズ<2138>は前日比で10%を超える下落を演じた。同社は、UBSを割当先とした新株予約権を発行(関連記事)を8日大引け後に発表しており、その発行に伴う希薄化懸念から売り物に押される展開となっている。
ほか、前日にモバイルRPG『Flyff All Stars』Android英語版とiOS英語版の事前登録を開始(関連記事)を好感してストップ高したガーラ<4777>はこの日もストップ高した。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765
会社情報
- 会社名
- クルーズ株式会社
- 設立
- 2001年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 小渕 宏二
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高140億円、営業利益6億4400万円、経常利益6億2800万円、最終利益2億5400万円(2023年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2138