日本エンタープライズ、第2四半期は営業利益60.9%減に 期中にゲームアプリ第一弾『ひっぱれ!ネコPing プラネット』の提供を開始
日本エンタープライズ<4829>は、1月9日、2015年5月期の第2四半期累計(6~11月)の連結業績を発表した。売上高は25億1400万円(前年同期比15.7%増)、営業利益6200万円(同60.9%減)、経常利益7000万円(同58.3%減)、四半期純利益1億5900万円(同20.3%増)となった。
■コンテンツサービス事業
キャリア向けサービスは、スマートフォン向け定額サービス「スゴ得コンテンツ」「auスマートパス」「Yahoo!プレミアム」に対し、提供コンテンツの追加投入とプロモーションを積極的に行ってきたほか、ソフトバンクモバイルのアプリ取り放題サービス「App Pass」など新たに開始されたスマートフォン向け定額サービスに対してもコンテンツの提供を実施。ネイティブアプリについては、収益化を図るべくプロモーションを行い、女性向け健康サポートアプリ『女性のリズム手帳』が累計270万DL、無料チャットアプリ『Fivetalk』が累計200万DLなどダウンロード数を伸ばした。さらに、ゲームアプリ第一弾となる『ひっぱれ!ネコPing プラネット』の提供を開始している。
■ソリューション事業
広告ビジネス「店頭アフィリエイト」は、キャリアの販売施策による来店顧客数の増加のほか、携帯電話販売会社との連携強化、取り扱い店舗数の拡大、新規の携帯電話販売会社の開拓を積極的に推し進めた結果、大幅増収を達成した。また、業務支援サービスのラインナップの充実化を図るべく、スマートフォンを活用した企業の内線電話網を構築するアプリケーション『AplosOneソフトフォン』や法人向けメッセンジャーアプリ『BizTalk』の販売を開始した。
なお、2015年5月期通期の予想については、昨年11月に予想の下方修正が実施(関連記事)されており、売上高51億3000万円(前期比13.8%増)、営業利益2億2000万円(同34.4%減)、経常利益2億3000万円(同32.4%減)、当期純利益1億8000万円(同58.8%減)の見込み。
会社情報
- 会社名
- 日本エンタープライズ株式会社
- 設立
- 1989年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 植田 勝典
- 決算期
- 5月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4829