イグニス、第1四半期は31.0%減収、営業赤字で着地…通期予想は据え置き、赤字計上も会社側は計画通りと

イグニス<3689>は、2月13日、2015年9月期第1四半期(10~12月)の連結決算を発表、売上高2億4300万円(前年同期比31.0%減)、営業損益1億100万円の赤字(前年同期3200万円の黒字)、経常損益1億1700万円の赤字(同3300万円の黒字)、四半期純損益8900万円の赤字(同2000万円の黒字)となった。
 

中規模、大規模アプリの開発に比重を移したこともあり、第1四半期期間はリリースタイトルが少なく、減収、営業赤字となったが、これは同社の決算説明資料によると計画通りとのこと。マンガ新作は12月末のリリース、ゲーム新作である『ぼくとドラゴン』は2月のリリースのため、収益貢献は第2四半期以降になるという。
 

無料ネイティブアプリについては、続く第2四半期期間(1~3月)に8タイトルをリリースの予定だが、第3四半期以降にアプリのリリースが集中し、通期では合計40タイトルのリリースを予定している。
 

また、『ぼくとドラゴン』のリリースはAndroid版が2月中旬、iOS版は2月下旬となる見通しで、課金収入が収益に貢献してくるのは第3四半期以降と想定。さらに次の新作タイトルについては、2016年9月期中のリリースを目指している。

なお、2015年通期の連結業績予想については、従来予想を据え置いており、売上高33億1400万円(前期比61.9%増)、営業利益10億円(同78.1%増)、経常利益10億円(同83.5%増)、当期純利益6億円(同93.6%増)の見込み。
 
株式会社イグニス
http://1923.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社イグニス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役社長 銭 錕(センコン)/代表取締役CTO 鈴木 貴明
決算期
9月
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