【ゲーム株概況(2/16)】モブキャストが一時S高で1300円台乗せ アクロディアは後場に一転、マイナス圏に沈む
2月16日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比91.41円高の1万8004.77円と1万8000円の大台を回復して取引を終えた。終値で1万8000円を回復したのはリーマン・ショック前の2007年7月以来、7年7ヶ月ぶりとなる。ただ、日本時間今晩の米国市場が休場なこともあり、朝方の上昇から比べると上げ幅は縮小した。
そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、モブキャスト<3664>が引け間際に一時ストップ高し、1300円台に乗せてくるなど強さを見せた。新作『【18】 キミト ツナガル パズル』の事前登録数が開始から4日目となる2月13日に10万人を突破したと発表したことが好感されている。また、12日に発表した2014年12月期決算がすべての四半期で黒字化したことで、利益体質への転換が進んだと評価されている部分もあるようだ。
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また、新作『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』の情報が徐々に明らかとなってきた(関連記事)ケイブ<3760>も大幅高。カヤック<3904>も前週に引き続き強さを見せた。
半面、KLab<3656>、アクセルマーク<3689>などがさえず、イグニス<3689>は第1四半期決算の赤字計上(関連記事)を受けて一時ストップ安となるなど急落。アクロディア<3823>は、『対戦パズル バトルブレイブ』のAndroid版の配信開始(関連記事)が場中に伝わったものの、利益確定売りに押される展開となった。
なお、ガーラ<4777>は大幅反落し、再び4ケタ割れが意識される水準となってきた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664