【ジャストシステム調査】マンガアプリで最も利用されているのは「comico」 ユーザーの半数がコンテンツによってアプリを使い分け

ジャストシステム<4686>は、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、事前の調査で「マンガアプリを現在利用している」と回答した10代~30代の男女600名に対し、「マンガアプリの利用に関するアンケート」を実施し、その結果を発表した。

同社によると、最も頻繁に利用しているアプリは、1位「comico」、2位「マンガボックス」となり、ユーザーの半数近くがコンテンツによって、マンガアプリを使い分けているという。

調査概要は以下のとおり(プレスリリースからの抜粋)。
 

■ユーザーの半数近くが、コンテンツによってマンガアプリを使い分け
マンガアプリのユーザーの48.3%が「コンテンツの内容によって複数のマンガ系アプリを使い分けている」ことがわかりました。年代別に見ると10代では35.0%、20代では54.0%、30代では56.0%の人がマンガアプリの使い分けをしていることがわかりました。
※数字はすべて「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。

■最も頻繁に利用しているのは、1位「comico」、2位「マンガボックス」
マンガアプリユーザーから「現在頻繁に利用している」と回答が最も多かったアプリは、「comico」(34.8%)でした。次いで「マンガボックス」(28.8%)、「LINEマンガ」(28.5%)でした。年代別で見ると「comico」は、10代では42.5%、20代では33.5%、30代では28.5%の人に使われ、若年層により人気が高いようです。

■マンガアプリユーザーの4割以上が、「ほぼ毎日」利用
マンガアプリの利用頻度を聞いたところ、43.7%の人が「ほぼ毎日利用している」と答えました。「ほぼ毎日利用している」と答えた人を年代別に見てみると、10代では52.0%、20代では42.0%、30代では37.0%と、若年層ほどほぼ毎日使う傾向にありました。

■月額500円以上課金しているマンガアプリユーザーは、3人に1人
マンガアプリで「課金は一切していない」人が51.7%と、最も多い結果となりました。次いで回答数が多かったのは「500円未満」(16.0%)、「500~1,000円未満」(9.8%)でした。500円以上課金している人の合計は32.3%で、年代別で見ると、10代が6.0%、20代が47.5%、30代が43.5%でした。

■ユーザーの約2割が、インセンティブがあるアプリのシェア機能を「よく使う」
マンガアプリのシェア機能について聞いたところ、「インセンティブの有無に関わらず、シェアはしたことがない」と答えた人が最も多いという結果になりました(29.7%)。一方、「続きを見られるなどのインセンティブがある場合のシェアはよくする」人は18.7%、「続きを見られるなどのインセンティブがある場合のシェアはときどきする」人は14.2%でした。魅力的なインセンティブがあれば、シェア機能を利用する人も3割以上いることがわかりました。

 【調査の実施概要】
調査期間:2015年3月2日(月)~3月3日(水)
調査対象:事前の調査で「マンガアプリを現在利用している」と回答した10代~30代の男女600名
質問項目:
・下記のアプリの利用状況を教えてください。
(LINEマンガ/マンガボックス/comico/ComicWalker/少年ジャンプ+/Yahoo!ブックストア/エブリスタ/GANMA!)
・マンガアプリを知ったきっかけを教えてください。
・現在、何個ぐらいマンガアプリを利用していますか。
・マンガアプリの利用頻度を教えてください。
・マンガアプリの利用シーンを教えてください。
・マンガアプリの1日あたりの平均的な利用時間を教えてください。
・マンガアプリの月額課金額を教えてください。
・マンガアプリで課金をしようとした動機について教えてください。
・マンガアプリのシェア経験について教えてください。
・マンガアプリをきっかけとしたコンテンツ消費について教えてください。

なお、集計データをまとめた全29ページの調査結果レポートを「Fastask」実例レポートページ(https://www.fast-ask.com/report/)から、無料でダウンロードすることができる。