Vライバー事務所「Linear(リニア)」は、所属するVライバーを対象に「活動実態に関するアンケート調査」を実施した。
その結果、Vライバーの約4割が現役の会社員であり、本業と両立しながら「アバターを通じた副業・自己実現」を行っている実態が明らかになった。
また、職種別では「接客・サービス業」が最多となり、対人スキルをデジタル空間へ転用する新しい働き方の潮流も見えてきた。
■ 調査結果トピックス
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Vライバーの「2.5人に1人(42%)」が現役の会社員。学生やフリーランス中心のイメージから一変、一般企業の会社員が「第二のキャリア」として続々と参入。
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会社員ライバーの職種1位は「接客・サービス業(28%)」。培ったコミュニケーション能力や「おもてなし」の精神が、リスナーを惹きつける配信活動と高い親和性を発揮。
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事務・営業・ITなどの「デスクワーク勢」も約2割。日中はPCに向かう会社員が、夜はアバターを纏いエンターテイナーとして活躍。オンオフの切り替えによるメンタルケア効果も示唆。
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活動時間は「21時〜24時」が最多。1日約2〜3時間のスキマ時間を活用。会社員が副業を躊躇する「身バレリスク」をアバターが解消し、「タイパ型副業」として定着。
■ 調査結果詳細
1.【職種内訳】Vライバーは「会社員の新たな主戦場」へ。最多は接客業、専門職の参入も
現在の職業を尋ねたところ、42%が「会社員(正社員・契約社員・派遣社員)」と回答。さらに、会社員ライバーの具体的な職種を精査したところ、以下の実態が明らかに。
・「接客業」が圧倒的1位(約28%):対人スキルのデジタル転用
接客・サービス業(販売、飲食など)に従事するライバーが最多。日頃から培っているコミュニケーション能力やリスナーへの細やかな気配りが、配信活動において強力な武器となっていることが伺える。
・「デスクワーク勢」も根強い(約19%):オンオフの切り替えでリフレッシュ
事務・バックオフィス、営業職、IT関連職を合わせると約2割にのぼる。日中は人との会話が少ない、あるいは緊張感の高い業務に就く層が、夜はアバターという「もう一つの人格」で感情豊かに自己表現を行うことで、精神的なバランスを保っている傾向が見て取れる。
・多種多様な「専門職」の参入:多様な生き方を許容するプラットフォーム
施工管理、建築技術職、育成牧場スタッフ、ゲームデバッガーなど、専門性の高い職種の方も活動している。Vライバー業界が、バックグラウンドを問わず「自分らしくいられる場所」を提供している証左と言える。
2. なぜ会社員はVライバーを選ぶのか?「匿名性」と「手軽さ」が慎重派の背中を押す
自由回答では、会社員ライバーから以下のような声が多く集まった。
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「副業禁止ではないが、顔を出して目立つのは避けたい。アバターなら安心して活動できる」
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「会社員としての自分とは別の、本来の性格(キャラクター)で社会と繋がれるのがリフレッシュになる」
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「初期投資が少なく、スマホ一台で自宅から配信できる手軽さが、忙しい会社員に合っている」
3. 1日2〜3時間の「タイパ活動」で収益化。深夜帯のスキマ時間を活用
活動時間に関する調査では、会社員ライバーの多くが「21時以降」の深夜帯に配信を行っており、平均活動時間は1日約2〜3時間。通勤時間や家事の合間にリスナーとコミュニケーションを取るなど、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視した合理的な副業スタイルが定着している。
Vライバー情勢について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
https://linear-v.com/news/6264/
■ 考察:Vライバーは「慎重派」な日本人に最適な副業か
今回の調査結果から、Vライバーは単なるエンターテインメントの枠を超え、「身バレを防ぎたい」「キャリアを汚したくない」という慎重な会社員層にとって、極めて有効な副業・自己実現の選択肢になっていることが分かりました。「個の時代」と言われる現代において、アバターという「盾」を持つことで、会社という組織に属しながらも、自らのスキルを活かして自分らしく稼ぐ「ハイブリッドな生き方」が、今後さらに加速していくと予測されます。 Linearは今後も、多様なバックグラウンドを持つライバーが安心して活動できる環境を提供し、新しいキャリア形成を支援してまいります。