【ゲーム株概況(3/26)】Aimingが一時1365円を記録するなど大幅高 gumiは4日続伸でここからのマド埋めに関心
3月26日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比275.08円安の1万9471.12円で取引を終えた。前日の米市場安に加え、財務省が発表した「対内及び対外証券売買契約などの状況」で外国人投資家の日本株売り越しが判明したことも嫌気された。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、上場初日の前日は苦戦したAiming<3911>がこの日は大きく買われ、大引け間際に一時1365円を記録するなど大幅高した。2015年12月期は連結売上高95億4100万円、営業利益19億7900万円を見込むなど、高い成長性があらためて注目を集めているほか、直近の『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の好調も追い風となっている。なお、主幹事の野村證券が会社側業績予想を上回るリポートを発表したことも市場の関心を集めている。
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また、gumi<3903>が4日続伸し、終値ベースで1600円台を大きく回復した。買い戻しの展開が続いているが、チャート面では、ここから急落時に大きく開けたマドの部分になり、このままマド埋めに向かうのかどうか関心が募るところだ。
ほか、Aimingと同様、『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の好調を背景にマーベラス<7844>も買われた。
半面、アクロディア<3823>やカヤック<3904>の下げがきつく、モブキャスト<3664>やイグニス<3689>も軟調に推移した。
なお、この日上場したモバイルファクトリー<3912>は、公開価格1410円を99.4%上回る2812円で初値を付けたものの、大引けにかけて軟化し、結局は終値2358円で上場初日の取引を終えた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911