ドリコム、15年3月期の営業益予想を1億円→3.01億円に大幅上方修正 新作遅延に伴う広告宣伝費の後ズレで 「フルボッコヒーローズ」「ちょこっとファーム」も寄与【追記】
ドリコム<3793>は、本日(4月30日)、2015年3月期の連結業績予想を上方修正し、売上高72億9800万円(前回予想71億円)、営業利益3億0100万円(同1億円)、経常利益2億7800万円(同8000万円、当期純利益1700万円(同損益ゼロ)とした。従来予想からの修正率は、売上高が2.8%増、営業利益が201.0%増、経常利益が247.5%増となる。
同社では、第4四半期中のリリースを予定していた新規ゲーム2本の開発延長、リリース延期により、プロモーションに伴う広告宣伝費の発生が2016年3月期以降に期ずれし、費用発生も後ずれすることになったため、と説明している。また、他社配信アニメ版権ゲームの海外版が2月にリリースされ、既存ゲームでも「フルボッコヒーローズ」、「ちょこっとファーム」の2ゲームが底堅く推移したとのこと。
なお、最終利益については、損金算入時期の特定が困難と考えられる繰延税金資産を未計上とするとした結果、税金費用が増加したため、微増にとどまる見通し。
【追記】
第4四半期(15年1~3月期)の業績は、売上高16億6600万円(前四半期比5.1%減)、営業損益2300万円の赤字(前四半期400万円の黒字)、経常損益2900万円の赤字(同3300万円の黒字)、最終損益が1億1000万円の赤字(同5800万円の赤字)だった。四半期別の業績推移は以下のとおり。
ドリコムの四半期別売上高・営業利益の推移
同社では、第4四半期中のリリースを予定していた新規ゲーム2本の開発延長、リリース延期により、プロモーションに伴う広告宣伝費の発生が2016年3月期以降に期ずれし、費用発生も後ずれすることになったため、と説明している。また、他社配信アニメ版権ゲームの海外版が2月にリリースされ、既存ゲームでも「フルボッコヒーローズ」、「ちょこっとファーム」の2ゲームが底堅く推移したとのこと。
なお、最終利益については、損金算入時期の特定が困難と考えられる繰延税金資産を未計上とするとした結果、税金費用が増加したため、微増にとどまる見通し。
【追記】
第4四半期(15年1~3月期)の業績は、売上高16億6600万円(前四半期比5.1%減)、営業損益2300万円の赤字(前四半期400万円の黒字)、経常損益2900万円の赤字(同3300万円の黒字)、最終損益が1億1000万円の赤字(同5800万円の赤字)だった。四半期別の業績推移は以下のとおり。
ドリコムの四半期別売上高・営業利益の推移
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793