エキサイト<3754>は、5月1日、2015年3月期の連結利益予想を下方修正し、営業利益を従来予想の3億円から2億3000万円に、経常利益を2億7000万円から1億6000万円に、最終利益を2億5000万円から1億2000万円にそれぞれ引き下げた。従来予想では増益となる見込みだったが、一転して減益となる。また売上高は70億円から71億円に増額された。
同社では、利益予想の減額となった要因について、NTTが提供する光回線の卸モデル「光コラボレーション」を採用した新サービス「excite 光」の広告宣伝・販売促進およびカスタマーサポートセンターの増設のための先行投資に踏み切ったため、と説明している。
さらに、イベント等票券管理事業会社が減益となったことによる持分法投資損失の悪化に加え、シナジー効果が見込めない投資有価証券の減損処理を行ったことも経常利益と最終利益の見通しを引き下げる要因になったという。