【ゲーム株概況(5/20)】「花より男子」の恋愛ドラマアプリ化発表でボルテージがS高 ミクシィは年初来高値を更新

5月20日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続伸となり、前日比170.18円高の2万196.56円で取引を終えた。終値ベースで4月23日の年初来高値2万187.65円を更新した。朝方発表された1~3月期の国内総生産(GDP)速報値が市場の予想を上回ったことを受け、朝方買いが先行する展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、おおむねしっかりとした推移が目立つ中で、やはりボルテージ<3639>のストップ高が際立っている。ボルテージは、大人気コミック「花より男子」を原作とする恋愛ドラマアプリ『花より男子~F4とファーストキス~』を7月上旬より配信すると発表(関連記事)したことが材料視されており、東証1部の値上がり率トップになるとともに一気に年初来高値を更新した。

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また、エクストリーム<6033>もストップ高となったほか、アクロディア<3823>やネプロジャパン<9421>も大幅高した。3社は特に新たな材料は確認されておらず、直近の調整による値ごろ感の高まりなどが見直し要因となっているようだ。ほか、ミクシィ<2121>も買われ、年初来高値を更新した。

半面、ガーラ<4777>は、朝高の後、利益確定売りに押されて急反落し、ケイブ<3760>の下げもきつい。子会社となるリベル・エンタテインメントが事前登録を開始した『アイ★チュウ』が開始初日で事前登録者数1万人を突破したことなどから前日は買われていたアエリア<3758>は、この日は後場に入って売り優勢となった。



■関連銘柄
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高34億5600万円、営業損益9400万円の赤字、経常利益1500万円、最終利益500万円(2024年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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