5月21日の東京株式市場では、日経平均株価は小幅ながら5日続伸し、前日比6.31円高の2万202.87円で取引を終えた。為替の1ドル=121円台への円安推移を背景に朝方から買い優勢の展開となったものの、日銀の金融政策決定会合(5月21日、22日)の結果を見極めたいとの意識から後場にかけて上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクロディア<3823>やメディア工房<3815>など軽量株が買われたほか、大手ゲーム株ではカプコン<9697>が高い。また、アクセルマーク<3624>やドリコム<3793>も値を上げたが、いずれも目立った材料などは浮上しておらず、買い戻しの動きなどが主体のようだ。
なお、「花より男子」の恋愛ドラマアプリ化を材料に前日ストップ高したボルテージ<3639>は、朝方は買われて一時1673円をつけたものの、一巡後は次第にダレてほぼ“往って来い”の展開となった。
半面、下げがきつかったのは、ガーラ<4777>やアエリア<3758>だ。いずれも直近大きく動意づいた後、前日は利益確定売りに押された形となっており、その流れがこの日も継続する展開となっている。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697