ガンホー、自社株の公開買付け結果を発表…発行済株式総数の16.34％に該当する1億8800万株を買付け　ソフトバンクの子会社から関連会社に移行

今回、買付けが実施されたのは、応募数のすべてとなる1億8823万5200株で、これは発行済株式総数に対する割合は16.34％に該当する。また、取得総額は799億9996万円（公開買付代理人に支払う手数料その他諸経費は含まれていない）となった。

また、同社は同時に筆頭株主の異動も発表。今回の買付けにより、これまで筆頭株主だったソフトバンク<9984>が保有するガンホー株の一部である1億8823万5200株を応募したため、合同会社ハーティスが筆頭株主となり、ガンホーはソフトバンクの子会社から関連会社に移行した。

なお、ハーティスはガンホー創業者で代表取締役会長である孫泰蔵氏の資産管理会社で、2013年4月1日付で孫正義・ソフトバンク代表取締役社長と結んでいた「質権実行の猶予に係る議決権の行使に関する覚書」（関連記事）で設定していたが、2015年6月1日付で、このうちの1億株に設定されていた質権が解除されたという。これにより、ハーティスが保有するガンホー株式のうち、孫正義氏が議決権行使について指図権を有するのは1億1308万株に減少した。

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