Oakキャピタル、保有するガーラ新株予約権の一部をガーラ役員に譲渡…業績向上へのインセンティブになると判断

ガーラ<4777>は、6月15日、Oakキャピタルが持つガーラの新株予約権をガーラの取締役4名に譲渡すると発表した。今回、Oakキャピタル代表取締役から、取締役が自社の株式を保有することは、キャピタルゲインを得られる可能性があり、インセンティブにつながるとの意見が出され、Oakキャピタルの持つ新株予約権を社外取締役を除く取締役4名に一部譲渡する提案があったという。

ガーラでは、この提案について、自社の株式を保有することがインセンティブであると判断し、譲渡時において、市場株価が行使価額を大幅に上回る中でも、個人の判断でそれ以上のキャピタルゲインを求めることもあり、一方、譲渡時点でキャピタルゲインを得たとしても、2年間経営もしくは業務執行に従事尽力する誓約を行っていることから、いずれにおいてもインセンティブ効果があると判断したという。

新株予約権を取得する取締役は以下の4名となる。

①ホウ・ヒョン氏：450 個（1 個につき普通株式 100 株）
②キム・ヒョンス氏：450 個（1 個につき普通株式 100 株）
③金 志芸氏：450 個（1 個につき普通株式 100 株）
④パジョ・ニコラ氏： 450 個（1 個につき普通株式 100 株）

なお、譲渡後の本新株予約権については、権利行使の制限はなく、権利行使後の株式の保有についても制限はないという。現時点で取締役4名は、新株予約権の権利行使は行っていないとのこと。