【ゲーム株概況(7/16)】『ゴシックは魔法乙女』100万DLでケイブが急反発 月次好調のファンコミも大幅高 一転赤字のアクロディアは一時S安
7月16日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続伸となり、前日比136.79円高の2万600.12円で取引を終えた。ギリシャの議会で財政改革法案が可決されたことで、EUからの金融支援が進むとの見方から、朝方より買いが先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ケイブ<3760>が東証の値上がり率4位となるなど急反発した。前日は2015年5月期の赤字幅拡大で売りが殺到していたが、大引け後に『ゴシックは魔法乙女~さっさと契約しなさい!~』が100万ダウンロードを突破したと発表(関連記事)していたこともあり、一気に見直し買いが進んだようだ。
また、ボルテージ<3639>やカヤック<3904>、モブキャスト<3664>が高く、周辺株ではファンコミュニケーションズ<2461>も大幅高した。ファンコミは、15年6月の月次売上高が前年比18.5%増となり、初の30億円台乗せとなったことが評価されている。
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ファンコミ、15年6月の月次売上高は前年比18.5%増 売上高は初の30億円台乗せ PC向けアフィリエイトサービスが32.8%増とけん引役に
半面、下げかきつかったのは、アクロディア<3823>だ。同社は、15年8月期の業績予想の修正を発表(関連記事)しており、営業損益が従来予想の1100万円の黒字から7億7100万円の赤字に修正されるなど大幅赤字転落となったことが嫌気され、一時はストップ安まで売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- 株式会社ファンコミュニケーションズ
- 設立
- 1999年10月
- 代表者
- 代表取締役社長 二宮 幸司
- 決算期
- 12月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2461