Zynga、第2四半期は増収・赤字幅縮小…『Wizard of Oz Slots』と『Hit It Rich! Slots』などスロットゲームが寄与

米国Zynga<NASDAQ:ZNGA>は、8月6日、2015年第2四半期(4~6月期)の決算を発表した。発表した業績は、売上高は前四半期比(1~3月期)に比べて9%増(QonQ)の2億ドルと減収だった。内訳は、主力のオンラインゲームが同10%増の1億6200万ドルと伸びた一方、広告収入が7%増の3800万ドルとなった。『Wizard of Oz Slots』と『Hit It Rich! Slots』といったスロットゲームが寄与した。

 


損益面では、営業損益は2768万ドルの赤字となり、前四半期の5400万ドルの赤字から赤字幅が縮小した。研究開発費やマーケティング費用などが横ばいとなった一方、売り上げが伸びたことが要因。最終損益も2700万ドルの赤字となり、前四半期の4600万ドルの赤字から縮小した。先行指標として利用される受注額(Booking)は同4%増の1億7400万ドルと伸びた。

第2四半期のKPIについては、DAU(Daily active users)が前四半期比15%減の2100万人、MAU(Monthly active users)が同18%減の8300万人、MUUs(Monthly unique users)が同15%減の6200万人、ABPU(Average daily bookings per average DAU)が同21%増の0.071ドルとなり、アクティブユーザー数の減少が続いた。



■第2四半期の見通し

第3四半期(7~9月期)について、売上高が1億7500万ドル~1億9000万ドルのレンジで、最終損益については3100万ドルから2300万ドルの赤字を見込む。
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