ネクソン、4-6月期の欧米地域での売上高は『DomiNations』寄与でQonQで68％増　足元弱含みもアプリ改善とマーケティングで再成長狙う

ネクソン<3659>は、この日（8月13日）、東京都内で第2四半期（4～6月期）の決算説明会を開催し、『DomiNations』の寄与で、北米での売上高が前四半期比66％増の28億1400万円、欧州が70.9％増の21億5000万円と大きく伸びたことを明らかにした。北米と欧州その他の合計は、68.1％増の49億6400万円となった（会計基準ベース）。

このゲームは、探検や征服などを通じて、石器時代から宇宙時代に至るまでの文明の発展に挑戦するモバイルストラテジーゲーム。4月にリリースされ、一時、米国App Store売上ランキングでTOP20に入るなど好スタートを見せており、現在、1000万ダウンロードを突破しているとのこと。

決算説明会に臨んだオーウェン・マホニー社長（写真）は、「順調な滑り出しを見せており、欧米での前年同期比の伸びに貢献した」とコメントした。その後、ランキングで順位は低下傾向にあるが、これはアップデートや初期の不具合対応の遅れなどが主な要因とのこと。今後、こうした問題に取り組むとともに、マーケティング投資を行い、再度の成長を図っていく。また日本と韓国で事前登録を受け付けているが、欧米での経験を生かしていくという。