【ゲーム株概況(9/3)】『モンスト』の友達招待キャンペーン終了のミクシィが4000円割れ サイバーエージェントが4日ぶりに反発
9月3日の東京株式市場では、日経平均株価は4日ぶりに反発し、前日比86.99円高の1万8182.39円で取引を終えた。前日の欧米株市場が上昇したことに加え、懸念材料となっている中国・上海株市場が休場なこともあって、市場心理が改善した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、サイバーエージェント<4751>が4日ぶりに反発したほか、クルーズ<2138>、イグニス<3689>が高い。サイバーエージェントは、目先は大和が同社の業績予想の下方修正を実施したことなどから今年1月以来となる4500円割れまで突っ込んでいたこともあり、ここを好買い場ととらえた向きがあるようだ。
また、アエリア<3758>やAiming<3911>、エクストリーム<6033>なども買われた。
半面、ミクシィ<2121>が再び4000円割れとなるなど軟調に推移した。ミクシィは、Appleの要請により、『モンスターストライク』の友達招待キャンペーン(招待した側と招待された側にオーブをプレゼントする)を終了すると発表(関連記事)しており、同社の成長の源泉である『モンスト』の伸びが鈍化するのではとの懸念が強まっているもよう。ほか、enish<3667>やアクロディア<3823>、エイティング<3785>などが売られた。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社MIXI
- 設立
- 1997年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 木村 弘毅
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1468億6800万円、営業利益:191億7700万円、経常利益156億6900万円、最終利益70億8200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2121
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高8029億9600万円、営業利益418億4300万円、経常利益414億7500万円、最終利益162億4600万円(2024年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751