【TGS2015】Fuji&gumi Games、欧米版『ファントム オブ キル』を今冬提供予定 『ブレフロ』に続く世界ヒット目指す
gumi<3903>とフジ・スタートアップ・ベンチャーズにより設立されたFuji&gumi Gamesは、9月17日、「東京ゲームショウ2015」でステージイベントで、『ファントム オブ キル』の欧米版にあたる『Phantom of the Kill』を今冬リリースすることを明らかにした。
同社の今泉潤プロデューサーによると、「一般的なモバイルゲームのグローバル展開だと言語を翻訳するものが多いが、欧米版では国内版『ファントム オブ キル』の100年前を舞台にしたストーリーになる」とコメントした。さらに天上の世界と地上世界に分かれている『ファントム オブ キル』だが、国内版が「天上の世界」を描いているのに対し、欧米版では「地上世界」が描いているほか、国内版で男性キャラクターがいない理由なども明らかにされるとのこと。
続けて今泉氏は「海外版をまた新しく作り直すという姿勢で取り組んだものであり、ゲームのテイストも変わったものとなっている。日本を代表する気持ちで取り組んでいきたい」と抱負を語った。『ファントム オブ キル』の海外展開は、先行してgumiの決算説明会でも明らかにされたが、gumiの海外拠点から配信されるものとみられる。いち早くグローバルの拠点整備を進め、豊富な実績とノウハウを持つgumiは、『ブレイブ フロンティア』に続く世界ヒットタイトルを目指す。
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会社情報
- 会社名
- 株式会社gumi
- 設立
- 2007年6月
- 代表者
- 川本 寛之
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高120億6600万、営業損益50億4000万円の赤字、経常損益45億1400万円の赤字、最終損益59億3400万円の赤字(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3903
会社情報
- 会社名
- 株式会社Fuji&gumi Games
- 設立
- 2014年1月