2015年9月17日から20日に千葉県・幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2015(TGS2015)」。本稿では『モンスターハンター』シリーズや、『逆転裁判』シリーズで有名なカプコンブースの模様を取材。
今年もカプコンブースでは全てのタイトルが試遊可能で、多くの来場者が列を作った。『バイオハザード』シリーズや『モンスターハンター』シリーズといったカプコンの看板タイトルが勢揃いのなか、特に人気となったのは、整理券の配布も行われた『モンスタークロス』、『逆転裁判6』だ。
『モンスタークロス』は、ステージ内がまるで集会場を彷彿とさせる会場で、クエストの開始時には「一狩り行こうぜ!」という掛け声が聞こえてきたのが印象的だった。試遊では整理券をもらう段階で、シングルプレイかマルチプレイを選択可能。3つのクエストから好きなクエストを選んでの挑戦となった。その中でも新モンスター・ディノバルドを討伐できるとあって、ほとんどのプレイヤーは「ディノバルド討伐」クエストを受注しているように見受けた。
また、『逆転裁判6』ではステージ内に特別法廷も設営。裁判官の席や、原告席に設置された端末で試遊を行っており、その見た目は実際に裁判が行われているようだ。
また、整理券の配布こそなかったが名作格闘ゲームのシリーズ最新作『ストリートファイターV』も人気となった。国内では初のプレイアブル出展となる本作。ファン待望の神月かりんの参戦や、ステージではニコニコ動画で有名な実況者・せんとす氏の実況を交えた対戦会など多くの格闘ゲーマーが集った。ステージの横には巨大なパネルも飾られ、リュウの波動拳を受けようと記念撮影を行うファンも多く見受けられた。そのほかシリーズ初の対戦シューティングゲーム『バイオハザード UMBRELLA CORPS』も出展。
なお、昨年に引き続き、今年もゲームアプリの出展は無し。
■カプコン
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697