コロプラ<3668>は、360度動画に特化した事業を行う100%子会社360Channelを設立したことを発表した。360Channelはコロプラ初となる、ゲーム領域以外のエンターテインメント事業を展開していくとしている。
同社は、かねて注力しているバーチャルリアリティ(以下「VR」)は、ゲームや映像との親和性が高く、多くの企業が注目している。そして、その市場規模は2020年までに300億ドルに達するとの予測も出ている(出所:Digi-Capital)。
特に来年(2016年)からは、出力デバイスとなるヘッドマウントディスプレイ(HMD)が、世界規模で一斉に販売される予定となっている。そのため、2016年はVR元年として、急速なVR市場の開花が期待されている。
ゲームでのVR活用は既に話題となっておりますが、映像領域への期待も高まってきている。米国では著名な映画会社が360度動画専用のラボを設立。その流れは映画業界全体へと広がろうとしている。同社は、こうした市場環境の劇的な変化を見据え、360Channelを設立し、360度動画に特化した事業を展開していくという。
なお、VR市場の大きな広がりが予想されることから、コロプラ創業者である馬場功淳氏自身が360Channelの代表取締役を務め、また当初より資本も相当規模とし、運営していく方針だ。
<株式会社360Channel会社概要>
会社名:株式会社360Channel
所在地:東京都渋谷区恵比寿4-20-3
設立:2015年11月2日
資本金:7億円(資本準備金含む)
代表者:代表取締役社長 馬場功淳
事業内容:360度動画関連事業
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668