【ゲーム株概況(11/4)】2Q好決算評価でコナミHDが年初来高値を更新 業績予想修正発表のアクセルマークが反落 ケイブも7日ぶりに反落
11月4日の東京株式市場では、日経平均株価は反発し、前日比243.67円高の1万8926.91円で取引を終えた。前日の米市場高に加え、大型上場として市場に与える影響が懸念されていた郵政3社が順調な初値形成となったことで、市場全体の買い安心感が広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、市場の関心が郵政3社に向かったこともあり、全般的にさえない銘柄が目立つ中でコナミHD<9766>が3日続伸し、年初来高値を更新した。コナミHDは、10月30日に発表した第2四半期累計(4~9月)の連結決算が営業利益で前年同期比92%増と大幅増益を達成(関連記事)したことが引き続き材料視されている。なお、その後、そのけん引役となっている『実況パワフルプロ野球』が累計1,700万ダウンロードを突破したことを発表(関連記事)していることも好感されているようだ。
そのほか、エイチーム<3662>やネクソン<3659>、エイティング<3785>もしっかり。
半面、アクセルマーク<3624>は11月2日に発表した業績予想修正(関連記事)が嫌気されたほか、明日5日発表の決算発表への警戒感から利益確定売りが先行。前営業日まで6営業日連続で続伸していたケイブ<3760>も反落した。ほか、Aiming<3911>やサイバーエージェント<4751>が売られ、アエリア<3758>やドリコム<3793>などもさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766