【ゲーム株概況(12/8)】Aimingが大幅続伸し、4ケタ大台を回復 謎のティザー公開のケイブもしっかり kLabは新作『AoE』投入も材料出尽くしに

12月8日の東京株式市場では、日経平均株価は反落し、前日比205.55円安の1万9492.60円で取引を終えた。朝方は買われる場面もあったものの、前日の米国市場安や、アジア市場の下落を嫌気し、前場中ごろより売り優勢の展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日の大幅高に続き、Aiming<3911>がこの日も大幅続伸し、4ケタ大台を回復した。引き続き繁体字版『剣と魔法のログレス いにしえの女神』の台湾での好調などを買い材料に、大台割れの株価に対する見直しの動きが進んだようだ。

また、前日に謎のティザーサイトを公開(関連記事)し、それが『一面番長』というタイトルと思われるSTGアプリ最新作であることが明らかになったケイブ<3760>がしっかりの動きとなったほか、カプコン<9697>やコナミHD<9766>など大手ゲーム株の一角も堅調に推移した。

半面、下げがきつかったのがKLab<3656>だ。KLabは、朝方にシリーズ累計2000万本を超える大ヒットRTSのスマホ版『Age of Empires:World Domination』(『AoE』)をリリース(関連記事)したものの、むしろこれで材料出尽くしとみた売り物が出る格好となった。

ほか、クルーズ<2138>やアクセルマーク<3624>、ガーラ<4777>、アクロディア<3823>などが売られた。前日にストップ高まで買われたユークス<4334>は、この日は利益確定の売りに押された。


■関連銘柄
KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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