ガンホーが急落し、300円台を割り込む…QonQでの20%超の大幅減益などを嫌気 減益の要因は広告宣伝費がQonQで51%増加
ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が朝方から急落する展開となり、ザラ場ベースで5日ぶりの300円台割れまで売り込まれた。
前日(2月2日)発表した2015年12月期の連結決算が、売上高で前期比10.8%減、営業利益で同23.2%減と2ケタ超の減収減益となったことに加え、四半期推移(QonQ)でも営業利益が22.0%減と大幅減益になったことが嫌気されている。
なお、同社は、連結業績の補足資料において、この第4四半期のQonQでの大幅営業減益の要因を広告宣伝費によるものとしている。第4四半期は、日本国内において『パズドラ』の継続的なテレビCMの実施に加え、『ディバインゲート』『サモンズボード』の両ゲームのテレビCMを投下。さらに北米においてもスマートフォン向け『パズドラ』のテレビCMを実施し、メディア基盤を有したパートナーとの連携によるブランディングプロモーションを実施したことで、広告宣伝費は第3四半期対比で51.8%増加したとしている。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765