【ゲーム株概況(2/5)】好業績銘柄に明暗　グリーとスクエニHDが大幅高　黒字転換見込みのイグニスは"いってこい"

2月5日の東京株式市場では、日経平均株価は4日続落。前日比225.4円安の1万6819円59銭で取り引きを終えた。下げ幅は一時400円を超える場面もあった。外国為替市場では円が一時116円台まで進行したことを嫌気し、朝方から幅広い銘柄に売りが出た。引けにかけて先物に買いが入り、下げ幅を縮小した。ショートカバーが出たものとみられる。

こうしたなか、ゲーム関連株については、総じて軟調だったが、グリー<3632>とスクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が大幅高となった。グリーは、2016年6月期の第2四半期累計（7～12月）決算が第1四半期決算発表時に開示した修正予想よりもさらに上ブレての着地となったことに加え、LINEとゲーム事業において、マーケティングパートナーとして協業することを発表したことが材料視されたもようだ。

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またスクウェア・エニックス・ホールディングスについては、2月4日に2016年3月期の第3四半期累計（4～12月）の連結決算を発表しており、売上高が1527億円（前年同期比28.5％増）、営業利益が237億円（同60.5％増）と大幅増収増益を達成したことが材料視されているという。特に第3四半期（10～12月）が前四半期との比較で大きく伸びたことがサプライズと受け止められたとのこと。

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他方、イグニス<3689>は朝方買われたものの、一巡後は売りものに押されて"いってこい"となった。前日、2016年9月期の業績予想を修正し、7億円の営業黒字に転換する見込みであると発表した。朝方はそれを材料に買いが入っていた。

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