マイネット、15年12月期は売上高2.9倍に急拡大…リビルド事業で13タイトルを獲得 『ドラゴンジェネシス』は特損計上 今期も売上高、利益とも倍増へ
マイネット<3928>は、2月10日、2015年12月期の連結決算を発表、売上高29億6400万円(前々期比2.9倍)、営業利益1億4500万円(前々期200万円)、経常利益1億3100万円(同ゼロ)、当期純利益9500万円(前々期比9.4倍)となった。売上高・利益とも上場時に開示されていた業績予想を上ブレての着地となっている。
リリース済のスマートフォンゲームをゲーム事業者から買収ないしは協業という形で再生・運営を行うリビルド事業において新規タイトルの獲得に注力し。期中は13タイトルの新規タイトルを獲得した。2015年12月期末現在で、買収8タイトル(前期末比7タイトル増)、協業8タイトル(同5タイトル増)、自社ゲーム2タイトル(同1タイトル減)の計18タイトルのスマートフォンゲームを運営している。
ただし、2015年4月に買収を行った『ドラゴンジェネシス』は、将来の収益性に係る再評価を行い、今後の収益性の改善が難しいと判断し、2015年12月末の帳簿価額3300万円の全額を特別損失(減損損失)として計上した。
また、9月にはビジュアルキャラクターゲームを運営するゲーム事業者に向けて相互送客ネットワークであるCroPro(クロプロ)のサービスを正式にリリースした。2015年12月期末現在、参加ゲーム事業者は67社となっている。
なお、2016年12月期通期の予想は、売上高60億円(前期比2.0倍)、営業利益3億円(同2.0倍)、経常利益2億9000万円(同2.2倍)、当期純利益2億円(同2.0倍)の見込みとしている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社マイネット
- 設立
- 2006年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 岩城 農
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高87億1700万円、営業利益1億6800万円、経常利益1億2500万円、最終利益1億4300万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3928