【ゲーム株概況(3/16)】新作の事前登録好調やVR人気でアクセルマークが大幅反発 VR関連はカヤックやコロプラ、スクエニHDなどにも買いが波及
3月16日の東京株式市場では、日経平均株価は続落し、前日比142.62円安の1万6974.45円で取引を終えた。国内は日銀の金融政策決定会合を通過したものの、米FOMC(連邦公開市場委員会)の結果を待ちたいとの見方から市場全体に手控えムードが強まった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アクセルマーク<3624>が再び大幅反発し、終値ベースで12月11日以来となる1300円台を回復した。アクセルマークは、前日15日に新作『ワールドクロスサーガ』の事前登録者数が5万人を突破したと発表(関連記事)したことに加え、VR関連としても再び関心を強める動きになったもようだ。
VR関連は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)がVR(バーチャルリアリティ)システム「PlayStation VR」の価格や詳細を発表(関連記事)したことが刺激材料となっており、カヤック<3904>やコロプラ<3668>、スクウェア・エニックスHD<9684>、モブキャスト<3664>なども買われた。
また、レトロゲームダウンロードサービス「PROJECT EGG」で、PCエンジンソフト『ダブルダンジョン』の配信を開始したエクストリーム<6033>も大幅高した。
半面、KLab<3656>やenish<3667>、オルトプラス<3672>、エイチーム<3662>などがさえない。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904
会社情報
- 会社名
- アクセルマーク株式会社
- 設立
- 1994年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 松川 裕史
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高21億4400万円、営業損益9800万円の赤字、経常損益1億円の赤字、最終損益1億200万円の赤字(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3624