【ジャストシステム調査】大量のプッシュ通知で削除したアプリを削除した経験ありは46%に

ジャストシステム<4686>は、 3月17日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、 ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『プッシュ通知に関する実態調査』の結果を発表した。この調査は、 スマートフォンを所有する10代~50代の男女1000名を対象にしたもので、プッシュ通知でアプリを消したことがあるか、どういったプッシュ通知ならば開封するのかを調査したものとなっている。

調査結果の概要は以下のとおり(プレスリリースより)。
 
■開封されやすい「プッシュ通知」は、 1位「SNS」、 2位「ゲーム」、 3位「ニュース」

「プッシュ通知を頻繁に開封する」と回答した割合が最も高かったアプリのジャンルは「SNS」(42.3%)、 次いで「ゲーム」(19.2%)、 「ニュース」(15.6%)、 「フリマアプリ」(10.0%)でした。


 
■4割以上が「大量のプッシュ通知が原因で、 アプリを削除」した経験あり

頻繁な「プッシュ通知」が原因でアプリを削除した経験がある人は46.6%でした。 年代別で見ると、 50代が最も割合が高く、 52.9%と半数以上の人に経験があるようです。
※「あてはまる」「ややあてはまる」の合計。


 
■10代の半数以上は「フレンドリーなプッシュ通知を、 開封しやすい」

どのような「プッシュ通知」であれば開封しやすいかを聞いたところ、 75.2%の人が「内容やメリットがわかりやすいプッシュ通知」を挙げました。 「いかにも通知というようなフラットな文面のプッシュ通知」を挙げた人は43.2%、 「テンプレートを利用したとひと目でわかるプッシュ通知」を挙げた人は41.5%でした。

年代別で見ると、 10代は「フレンドリーな文面のプッシュ通知」(56.2%)、 「 詳しい内容はわからないがインパクトのあるプッシュ通知」(51.6%)に対して、 他の年代に比べて開封しやすい傾向にあることがわかりました。

※「開封しやすい」「比較的開封しやすい」の合計。


 
■約4割が、 1日平均10件以上の「プッシュ通知」をもらう

1日に届く平均的な「プッシュ通知」の数は、 「5~10件未満」(35.2%)が最も多く、 次いで「5件未満」(28.3%)、 「10~20件未満」(21.6%)でした。1日に「10件以上」の「プッシュ通知」をもらう人を合計すると36.5%で、 なかには少数ではありましたが、 「50~100件未満」(1.6%)、 「100件以上」(1.2%)もの大量のプッシュ通知を受け取っている人もいるようです。


 
■7割以上が、 「アプリによってプッシュ通知のオンとオフを使い分け」

「アプリによって、 プッシュ通知のオンとオフを使い分けている」人は70.5%でした。 「すべてオンにしている」人は15.5%で、 「すべてオフにしている」人は6.9%でした。
 



 
【調査の実施概要】

調査名:『プッシュ通知に関する実態調査』
調査期間 :2016年3月10日(木)~15日(火)
調査対象 :スマートフォンを所有する10代~50代の男女1,000名
質問項目 :
・「プッシュ通知」のオンとオフの使い分けについて教えてください。
・「プッシュ通知」のカスタマイズについて教えてください。
・1日の平均的な「プッシュ通知」の数について教えてください。
・「プッシュ通知」を確認するタイミングについて教えてください。
・アプリのジャンルによる「プッシュ通知」の開封状況の違いについて教えてください。
(SNSアプリ/ゲームアプリ/ショッピングアプリ/フリマアプリ/動画アプリ/マンガアプリ/ニュースアプリ)
・メッセージの内容による「プッシュ通知」の開封状況の違いについて教えてください。
・「アイコンバッジ型」の「プッシュ通知」の開封について教えてください。
・「アイコンバッジ型」の「プッシュ通知」のカウント数について教えてください。
・「プッシュ通知」に関して感じることを教えてください。